本日 8日は、薬師如来さまの縁日。
受け取る側の私たちが、もっともお薬師さまの
お力を授かる日とされています。
しかし本来、 み仏の威光に大小はなく、期日や昼夜を問わず
普遍であり 増減なき事は言うまでもありません。
このお薬師さまのお力と誓願の中で最たるものは
やはり、私たちの心身の病を治してくださる事に
尽きるでしょう。
私自身も左足股関節のペルテス病を抱えている身ですが、
このお薬師さまのお陰で良医に出会い、勝縁と周囲の
人縁を得て、より良き方向へ導いてもらった者の
一人です。
病苦に悩む方は、試しにこのお薬師さまにご祈念なさっては
いかがでしょうか?必ず何かしらの波動が共鳴して不可思議な
働きが還ってくる事でしょう。
但し、私たちは心身両面が整って我が身が保たれているように、
お祈りだけしておれば良いという訳ではありません。
かつて、お大師さまも嵯峨天皇のご病気を祈られた時に
お加持をしたこのお水と薬とを一緒に服用して下さいと仰られました。
正しく自分の病気を理解した上で、医薬と加持祈祷の両様が
合わさってこそ、心身が自ずから治癒に向かうのでありましょう。
昔から長楽寺のご本尊 薬師如来は霊験あらたかで
知られます。
薬師如来のご真言には
「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」
http://www.chouraku-ji.net
(長楽寺のホームページ)