昨日の14日は、バレンタインデー。

 

こんな山寺の坊主にまで、心優しい児童が

チョコレート菓子を持って来てくれました。

しかも、手作りなんです!  オー マイ ブッダ!

 

お菓子が大好きな私は、すぐにご馳走になりました。

とっても美味しく出来てましたよ。ありがとう!

 

 

さてさて、本日15日は寅の日ということで、月並みの毘沙門天王

護摩祈祷を修法いたしました。

 

 

ご本尊のお名前の「毘沙門」とは、もともと古代のインドの言葉(梵語)で、

「ベイシラマナ」(一例)といい、その後、中国でお経が漢訳された時に

その音をとって「吠室羅末拏」・「毘舎羅門」などと音写されました。

ですから、ご本尊の働きや意味を表したものではなく、音の響きそのままを

漢字に当て、やがて、先の音写が変化して「毘沙門」となりました。

 

ちなみに、ベイシラマナ(毘沙門)とは、

「すべての事を一切聞き漏らさない知恵者」という意味で、そこから

・仏の言葉をよく聞く

・生きとし生けるものの声をよく聞く

・福徳の名声が遠く十方に聞こえる

などと釈されました。

 

以上の事から、毘沙門天さまは私達の願いをよくよく聞き容れて下さる

天部のほとけ様であることがよく分ります。

どうぞ、毘沙門天さまのご真言をお唱えし、福徳のご利益に

与るよう私達も精進いたしましょう!

 

オン ベイ シラマンダヤ ソワカ

 

http://www.chouraku-ji.net (長楽寺のホームページ)