12月8日 午前10時から本堂にて薬師如来 本尊供を
執り行います。檀信徒のみなさまは勿論のこと、
すべての方々が菩提心を自覚して生活なされることをお祈りいたします。
長楽寺の本堂には、「瑠璃殿(るりでん)」と書かれた扁額が
掛けられています。
ご本尊の薬師如来(やくしにょらい)は、文字通り「医薬の先生」という
意味で、私達の身心の変調を整えて下さるみほとけです。
薬師如来と、おわします浄土は、瑠璃(青色の宝石)色の光で満ち充ちており、
その輝きはまさに夜明け前の東の空の澄み切った青さに似ています。
早朝の新鮮な光と風に触れると、身も心も清々しくなるように、薬師如来の
威光に包まれて、日々の生活でつくるところの「業(ごう)」も昇華されていくことでしょう。
今年も余すところ、ひと月となりました。この一年の心の深層に積もった垢を
清算しに、お参りなされてはいかがでしょうか? 住職
平成25年 長楽寺開創1300年の記念大法会に際し
西宮市在住の篤信者F様から多額の寄進を賜り、修復した密壇
修復以来、ご本尊さまへのご法楽の為、行法につとめさせていただいております。
多くの方々の誠意でもってお寺の護持がなされております事、感謝申し上げます。