自然界ではいたるところで様々なレベルでのトンレンが行われています。
植物は二酸化炭素を受け取り酸素を排出します。
人が時間を作ってでも海や山に出かけ、わざわざ自然に触れたいと思うのは自然界からトンレンの恵みを受け取りたいと感じているからではないでしょうか。
日常生活で溜めたストレスや疲労を自然界に受け取ってもらいます。そして代わりに自然の息吹をもらい、活力を取り戻すのです。
他人に親切をすると、親切をした自分が嬉しくなることがあります。与えることによって慈悲の心が育てられているのです。
病気になっている子供を自分が身代わりになってでも救いたいと祈る親の姿などトンレンが行われている時が最も人間が美しく輝いて見えるときのひとつなのです。
私達はトンレンを行う人々の姿のなかに第四段階のアニマを見つけることができるのではないのでしょうか?
永久 晶浩