・・・と思ってしまうような海の風景。
一見、よく見る海の風景だけど、
誰ひとりいない
白い浜辺が広がり、
ふと気づいて足元を見れば、
海鳥の亡骸がそこらじゅうに転がり、
風の吹くままに力なく
目の前にはダイナミックに砕ける
波が次々と打ち寄せるけれど、
それでもそこに
静かな風景を構成しているのは
さまざまなこの浜辺の要素、
空と海の色と
乾いた色の断層と
足元の砂と。
白い輝きを見せているのは
この浜辺は美しい貝殻で
すべて埋め尽くされているのです。
この貝殻の浜辺はとても素敵で、
楽園的な雰囲気を醸し出していて
打ち寄せる荒波と
風に羽根を靡かせる海鳥の亡骸が
強いコントラストを形成していて
無機的なようで実は有機的な
不思議な海の風景を作っていました。
湘南では台風のときくらいにしか
見かけない「潮の華」が
波打ち際に出来ていました。
これも千葉ならではの風景ですね。
私は旅行好きで、
これまでも色々な浜辺に
出会ってきましたが
今まで見てきた様々な浜辺の中でも
ちょっと心惹かれる風景を成す
浜辺に出会ってしまった休日でした。