21年飼っていた猫が空に還り、ガリガリの野良猫や道路で轢かれていたりする猫を見るたびに「轢かれるくらいなら私のところに来てくれたらいいのに」と思っていました。

そんな時、「噛み癖がひどく、先住猫がストレスで禿げるほどの猫がいて困っている」と相談を受け、その子を引き取ることから始まりました。

その子は声も顔もかわいいのですが、食欲もすさまじく、本人が甘噛みのつもりでも確実にこちらが流血するほどのあごの強さ、爪切りになると洗濯網に入れてチュールで気をそらして2人がかりで皮手袋必須といったありさまで、乳飲み子のころから育てられていた元の飼い主の方の苦労が見て取れるほどでした。

それが今の「ミズノ」さんです。

ミズノさんの成長はすさまじく、生後半年で譲り受けた時点で5㎏越え。

現在12㎏の超巨漢です。

健康のために餌を制限したりダイエットフードに変えたりしても、栄養を全吸収しているらしく、3歳も近づく今なんとか体重はキープしています。

なんとかダイエットと、噛み癖のしつけを気長に続けています。