ドクターヘリを全国的に配備すること目指している超党派のドクターヘリ推進議員連盟の総会が開催されました。
ドクターヘリとは、救急専用の医療機器を装備したヘリコプターを救急救命センターに常駐させ、消防機関・医療機関等からの出動要請に基づき救急医療の専門医・看護師が同乗し、救急現場等に向かい、現場から救命救急センターに搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことのできる専用ヘリコプターと定義されています。
総会ではＮＰＯ法人救急ヘリネットワークから搭乗医師・看護師等研修の実施など取り組み状況が報告され、関係省庁より導入進捗状況、東日本大震災での状況が報告されました。
ドクターヘリは現在、２３道府県で２７機が運行されています。静岡県と千葉県では２機、北海道は３機導入されています。昨年度の搬送件数は全国で９，６５２件で１機当たり３７１回の出動したことになります。
東日本大震災でも４日間で１６機が活動し、１４０名以上の患者搬送したそうです。
救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果をあげていますので１日でも早く全国配備が進むことを願っています。
