民主党の定期党大会が２２００名余の参加の下、千葉の幕張メッセで開催されました。
江田五月大会実行委員長の開会で始まり、亀井国民新党代表、福島社民党党首、米倉経団連会長、古賀連合会長、熊谷千葉市長らの来賓祝辞がつづきました。
その後の菅総理挨拶では、日本がおかれている危機をどう乗り越えていくのか民主党の覚悟が問われているとの熱弁がありました。
岡田幹事長の議案報告提案では、議案の説明は両院議員総会、全国幹事長会議、地方代議員会を開いたので省略する言って、統一地方選挙を勝ち抜こう。マニフェストの検証見直しを行う。社会保障と税の在り方など諸課題について各党との協議を行う。政治改革の断行。党規約の見直し、党綱領の作成。などの提案がなされました。
このあと国会議員数名から発言が求められ会場が騒然としましたが、進行役議長が党大会では質疑意見聴取の時間設定はないということで議事続行して議案提案は採択ということになりました。
前日の両議院議員総会では１０数人が発言しました。執行部にとっては厳しい意見も出ましたが、執行部の答弁は質問意見に的確に答えていなくて、もう少し丁寧な答弁があってもいいかなと思いました。報道ではガス抜きと言われましたが逆にストレスがたまった人もいたような感じでした。両院議員総会では党大会議案・提案の了承を求めるという話はなかったですし、本日の党大会で質疑なしで議案・提案を採択というのに違和感を覚えました。もう少しオープンな議論があってもよかったのではないか思いますし、菅総理のせっかくの熱弁が空回りしているように感じてしまいました。
