こんにちは。
個性分析カウンセラー水野真由美です。
映画にもなった
平野啓一郎著「ある男」
読んでみました。
珍しく電子書籍で。
U-NEXTで試し読みしていたら止まらず
たまったポイントで購入。
U-NEXTのポイントって
あっという間に溜まるんですよね。
他の配信サービスと比べると
一見月会費高めですが
書籍に使ったりできるので
実質はNetflix等と同じくらいの感覚。
さて
平野啓一郎著といえば
福山雅治と石田ゆり子の
「マチネの終わりに」くらいしか
読んだことが無く。
そもそもこれは良くも悪くも
映画の印象が強すぎて
小説、覚えてない・・・
・・で、「ある男」ですが
「愛したはずの夫は全くの別人でした」と
映画のコピーにあるように
謎解きミステリーの要素が強く
思いがけない展開に引き込まれます。
途中で、
ん・・・つまり
この人はあの人は・・と
若干ややこしくなりますが
最後まで読むと
絶対冒頭をもう一度
読み返したくなると思います！
人は、自ら選択できない、抗えない
出自というものがあるけれど
本当の人生とは、人格とは
何をもってどこから確立するのだろうか。
私は「私のまま」別の人生を
歩めるものなのだろうか。
そんな思いが湧いてきます。
普段「個性分析」で
誰一人として同じ人はいない
「個性」を見続けていて
それは生まれ持ったのもに加え
環境と経験で作られていることを
実感しています。
そんなこともあり
この本からは
人の成り立ちというものについて
深く考えさせられました。
あまり書くと答えまで書きそうなので
ここまでに(笑)
読み出すと止まらない
面白さがありました。
お勧めです！
映画も観なくちゃ。
U-NEXTのポイントで観られる模様！
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