ご訪問ありがとうございます。


みずの です。


寒波到来、

あっという間に年末ですね。

大晦日、お正月、の前に……


クリスマス!です。


というわけで、バテンレースでクリスマスツリーを作ってみました。


実物がこちらです。⬇




ツリーがバテンレースで、てっぺんのお星様はニードルポイントレースです。

ツリーの高さは約6cm、星は直径2cmになります。
去年作ったブリューゲルレースのクリスマスツリーが大きすぎて自立してくれなかったので、今年は小さめサイズにしてみました。

前記事のハロウィンのかぼちゃ畑と同様、今回も作り方をザックリですが書いてみたいと思います。
お時間ありましたら読んで頂けると嬉しいです。


バテンレースのクリスマスツリーの      作り方 

〈使用糸〉

  • DMCコルドネスペシャル80番(ツリーのエビコードとステッチ、星の縁どり)
  • コットンミシン糸#60(星のステッチ) 

〈使用針〉
  • クロスステッチ針26号(全てのステッチ)
  • アミュレレース針12号(エビコード)
〈作り方〉
  1. 図案を描いて、習字用の半紙または障子紙で包みます。


  2. 樅の木の一段ごとに図案に沿って、エビコードを編みます。


  3. 全部編めました。隣との接点は、編み終わりの糸、またはカタン糸で繋いでいきます。

    星を忘れていたので、急遽水で消えるチャコペンで右下に描き足しました。行き当たりばったりですね。
  4. 樅の木に好きなステッチを自由に刺します。チクチク。

    と、もうちょっとシャキーンとした、「星!」っぽい星も良いなあと思い立ち、急遽(2度目)ニードルポイントレースの星を左上に作り足しました。無計画ですね。
  5. バテンレースの星を切り離して、平らにしてスプレー糊を吹き付けます。ツリーのモチーフは後で立体に形成するので、柔らかめの糊付け具合で大丈夫です。ドライヤーの熱風で容赦なく乾かします。


  6. 糊が乾いたら、剥がします。ペリペリ。
    あとは組み立ての時間です。

  7. パタンと真ん中から折り畳んだら、右端と左端の樅の木の接点を、余らせておいた糸、またはカタン糸で縫い繋ぎます。

    チクチクキュッ。
  8. ふにゃらとしていますが、自立しました。やった!


  9. 図案を元に、工作用紙で四角錐を作ります。保護用のフィルムシートを貼って、ツリーをスポッとかぶせます。まだふにゃららしていますね。


  10. スプレー糊をこれでもかと吹き付けます。指でペタペタ形を整えたら、再びドライヤーの熱風で乾かします。冬場で空気が乾燥しているせいか、短時間でバリッバリになってくれました。


  11. 型から外して、てっぺんにお好みのお星様をのせれば…


完成です!

無事、独り立ちしてくれました。
嬉しいです…

上から見るとこんな感じになります。


DMCのディアマントと並べてみました。


ミニサイズなので、どこにでも飾って置けるのが良いところです。


不慣れで大ざっぱな説明に、目を通して頂きありがとうございました。
次に今回の制作時の様子をご覧下さい。



   




今回の制作風景







作り方④のあたりです。
のほほんとエビコードを編んで、安定の無計画で練習無しに初めてのステッチに挑み、瞬く間にボロ負け気分に落とされました。

一番迷走したのは上にも描いた「アランソン バー・2」になります。

 
⬆このステッチです。
もはや何のステッチか自分でも分からないくらいにみっしり刺しています……
お恥ずかしいです。


でも段々と、「とにかく自立してくれればいいや」とお気楽気分が復活。
全体を通しては楽しくクリスマスツリーを作れました。



ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

亀の歩みの更新のブログですが、おかげさまで始めて丸一年が経ちました。

来年も引き続き、オリジナルのレース作品を中心に、作ってみたものをゆるっと記録していきたいです。

それでは失礼します。