ドラマ「乱反射」
いやー。まさかの。 大ハズレでした(汗
せっかくつまぶきくんを起用したというのに・・全く残念としか言いようがない。
わざわざ見ていただいた方がもしもいらしたら、大変申し訳なかったです。
今日の記事は、もう読まなくていいです。
脳みそもほとんど動いてないのに、もうしばらく起きてなきゃいけない状況でして。
意識飛ばないように、ただつらつらと書いてしまおうかと。
時間と意識使って読んでいただくのも申し訳ない感じです。
午前2-3時に放送される「久保みねヒャダ」をどうしても見たい。見なくちゃいけない。
ビデオは壊れたままで、録画というものができない生活が続いてるもんで・・
疲労のたまった週末、ヘタするとPCキーボードに両手を置いたまま1時間くらい意識が飛んでいることもあって。
今はもうたまにしか放送しないコレを、今日こそは絶対見逃すわけにはいかないのだ。
ふー。こんなものを公開していいのだろうか。
ま、いっか。こんだけ言ったしぐだぐだ書いてるから、もうほとんど誰も読んでないだろう。
ドラマ「乱反射」
どうやって2時間におさめるんだろう、って興味シンシンで見ていたわけですが。
途中からなんかイヤな予感がして・・ラストはもう、唖然としてしまった。
あれじゃーいちばん大事なことが、ほとんどの人に伝わらないじゃないか!
ストーリーの最後のほうで、主人公:加山が重大な事に気づいて「慟哭」する所。
そこがこの原作のキモなのに。
つまぶきくんなら、その慟哭を演じてくれるだろうと思っていたのに。
慟哭のシーンは何もなかったよ。最後の最後のシーンで、見ている人に丸投げしただけだったよ。
そ、それはないわー。
「ん?で、何だったの?」って思った人も多かったのではなかろーか。
2時間もドラマ見せといて、それはないだろうホントに。
2歳の息子を突然失ってしまった主人公:加山。あまりの悲しみと苦しさに我を忘れながらも、
新聞記者という自分の職業を思い出し、なぜ事故が起きたのかを調べていき、
事故の原因の一因を担った人々に次々と会って話を聞いていく。
1人を除いてあとの人たちはみんなこう言う。「自分は悪くない。なんで責められるんだ!」
(このサブキャラたちが、ある意味全員主人公なんです。ドラマでは半分かそれ以上、割愛されてたと思う)
ドラマの中の主人公:加山は、酒を飲みタバコを吸いながら半ばヤケ気味にサブキャラたちと
次々対面していき、抑えきれない感情をそれぞれにぶつけていました。
違うんです。
原作の中の加山は、悲しすぎて一切の感情を無くしていました。
だから淡々と、あくまで坦々と、怖いほどの無表情でサブキャラ1人1人に会っていくんです。
「自分はそんなに悪いことなんかしてない。なんでそんなに責められなきゃいけないんだ!」って、むしろ感情をあらわにして言を投げつけるのはサブキャラのほうなんです。
「誰も謝ってくれない」「誰も自分が何をしたのか理解しない」
加山は絶望します。
深い絶望のあと、それでも何とか立ち直ろうとする加山と妻。
ふと立ち寄った高速パーキングのごみ捨て場で、ほんの少しの罪悪感を抱えたまま
人目を気にしながら家のごみを捨てるのは、これが初めてではなかった。
ここで、慟哭。
ずっと無表情・無感情だった加山の感情が、あることに気づいて、ここで爆発。
コレが、この物語のミソでしょう!?
この慟哭を表現しないでどうすんだ??この破裂するような「気づき」を表現しないで一体何が面白いんだよ??
ただ幼い息子を事故で突然失った親の哀しさ、やるせなさを表現しただけで終わっちゃうじゃん。
やっぱり2時間という枠じゃ無理だったなぁ。残念。
誰か、つまぶきくんでちゃんと映画にしてくれないかなぁ。
サブキャラのあんな人もこんな人も、割愛されてた。時間的に仕方ないんだけど、
あんな人もこんな人もみんな、誰も謝ろうとせず他人のせいにして怒り出す、という累積がこの物語の大事な所だったのに。
いつか映画館で「乱反射」を見て、このフンヅマリのよーなストレスを解消できたらいいなー。
あ、「こじらせナイト」が始まりました。
これを書いていたおかげで、今日は意識もしっかりしたまま見ることができる。嬉しい。
では皆さま、おやすみなさい。
間違ってこんな所まで読んでしまった方、ほんと申し訳ありません。