いやー、今朝は本当に体がだるくって。
動きたくもなかったけども、なんとかかんとか頑張ってお外に出た。
たまに(よく?)こんな日もある。
仕事先に着いてしまえば、たいてい「今日もなんとか来れてよかった」
と思うことが多いんだけどね。
今日もやっぱりそんな感じだった。
小さいことだけど、自分にとってオモシロイことやイイことが
今日もいくつかあったのでした。
そのうち1コだけ、書いてみようと思います。
PCで作業をしながら、ラジオを聞いていました。
部屋の入り口近くでは、大王イカ、じゃなくて大王おっさんが
テレビをつけてその前で作業をしています。
部屋のいちばん奥では、社長女子がいつものお気に入りの
曲を流しながら鼻歌をうたっています。
その間(はざま)で。
中間地点の私は、自分にだけ聞こえるようにラジオ音声を流していました。
PCでラジコにアクセスして、PCのスピーカーから。
私の位置でだけ、3種類の音が聞こえています。
これもなかなかシュールな状況で楽しかった。
たまたま私が聞いていたのは、TBSラジオのナイツの番組。
猫ひろしがゲストで来ていました。
カンボジアでのマラソン大会の話などをされていて、
それが予想外(失礼)におもしろかった。
猫ひろしって、不思議だなぁ。
彼のギャグやステージでおもしろいとは思ったことなかったけど、
普通にたんたんと事実を話していると
なんだかすごくおもしろいじゃないですか。(とても失礼)
事実のすごさが猫ひろしをしてたんたんとしゃべらせている、ということなのかもしれないですけど。
カンボジアでは、レースが20分くらい早く始まっちゃったりするとか
国籍をカンボジアに変更する時に、「猫ひろし」という名前でも登録できたんだけど、
子どものことを考えてそれはやめたとか。(子どもの名字が一生「猫」になっちゃう)
いやほんと、猫さんの話、おもしろかったんです。
そんな猫さんとナイツの2人がしゃべっている中でよく出てきたフレーズが、
「あの人、頭おかしいから」
でした。
会話の中ではまったく違和感なかったんですけど、
自分の中では小さい 「?」 が浮かんでいました。
そういえば、私も心の中で時々言ってる。
「あいつ、頭おかしいよ」
私の場合それはもう、ほぼ100%の確率でその人を否定しているわけです。
「あの人、変」 「おかしい」 「普通じゃないよ」
・・・・・
私が理解できないだけ、かもしれないのにね。
私とは「違う」というだけなのだろうに。
私もせっまい「枠」を持っているんだなぁ。
ま、それはともかく。
通常、人が 「あの人、頭おかしいよ」 と言う場合は
その人をけなしていたり、ばかにしたりして否定しているわけですが。
この猫さんとナイツの2人の会話の中では、
これが最高級の 「褒めことば」 になっていたのです。
「あいつ、頭おかしいから」
= 「他に類を見ないユニークな発想の人」
「あの人、変ですよね」
「〇〇をXXしちゃうんだから。すごいよ」
「頭おかしいですからね」
「突き抜けてますよね」
もう少し丁寧に表現するならば、
その「頭おかしさ」は通常一般の人からは引かれるほど異質で、
その業界のプロの人たちからもほとんどダメだしされているらしい。
でもある一部の人たちにとっては、「頭おかしい」「普通じゃない」
としか表現できないそのユニークさが魅力なんだと。
猫さんも、「頭おかしいやつがいる」と仲間に紹介されて興味をもたれ
いろいろな場に出るチャンスをもらったらしい。
「あの人、頭おかしいですから」
「最高ですね」
楽しそうに語らう猫さんとナイツのお2人の話を聞いていたら、
私の中での 「頭おかしい」 という言葉の意味が、
ぐるんと180度変わりました。
そっか。 「頭おかしい」って、驚嘆しながらその人を褒めるのか。
それはいいかも。 私もそっちの方で「おかしい」を使いたいかも。
心の中限定で。(口に出したらあかん。だろう。)
若者の 「ヤバイ」 の使い方に似てますかね。
オトナの人はほとんど否定的に「やばい」を使っていると思いますが、
若い人はほとんど肯定の意味で使っていますよね。
(まぁ言葉ってのは相手に伝わってなんぼなので、いくら自分が肯定的に使っているつもりでも否定と受け取られちゃったらヤバいのですが)
そういえば最近、こっちの方向で気になっている人がいます。
メイプル超合金の赤いほうの人。
カズレーザー。
この人、頭おかしいですよね(笑)
↑ 最高級にホメています