絵本「うるさいアパート」に出合いました。
(文/マック•バーネット、絵/ブライアン•ビッグズ、訳/椎名かおる、出版社/あすなろ書房)
暮らしと音は親しい距離にあります
活動してゆく上でも 音はつきもので配慮も視野に入れて周辺住民と程よい距離で
この絵本は、ちょっと変わった人達が暮らす音の世界を探求してゆく。少年の上の部屋からは、ららら〜の音、オペラ歌手が練習しています。オペラ歌手の上の部屋からは、ぱっぷぱっぷの音、眠たい赤ちゃんの喋り声。赤ちゃんの上の部屋からは、め〜め〜め〜の音、羊の独り言。羊の上の部屋からは、ハウッハウッハウッの音、カウボーイの大笑い。カウボーイの上の部屋からは、ぷーぴ〜ぷっの音、女の子のトランペット演奏。女の子の上の部屋からは、かーかーかーかーの音、カラスの夜泣き。カラスの上の部屋からは、ゴーゴーゴーゴーの音、チアリーダーの応援の声。チアリーダーの上の部屋からは、チャチャチャッチャチャチャッの音、踊り子達の声。踊り子達の上の部屋からは、ぶつぶつぶつぶつ×6の音、がんこじいさんの怒り声。一斉に静かになり、眠りにつくがんこじいさんとオチがつき着地する作品。
寛容さを携えておくと 周辺の方との人付き合いの際に役に立つ思考になれたりする
どのように認知するのかで 感じ方も変わってゆく
まわりの音 そして 自分自身の音
付き合い方を探りながら 気にしすぎずにとはいえ配慮しながら気楽に生きてゆきたいなと感じる
絵本に出合いました。