絵本「こどもたちはまっている」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「こどもたちはまっている」に出合いました。

(作/荒井良二、出版社/株式会社亜紀書房)


僕たちは待っている やがてはその時が訪れるのを


今に生きているけれど 未来に意識は向いているこの世界で訪れる時の先へ


この絵本は、朝からはじまり、子どもたちが待っていると子どもたちの視点からストーリーが進む。船が来るのを待ち。ロバが来るのを待ち現れ。貨物列車が来るのを待つ現れ。雨が降る時には、雨上がりを待ち。さらには、夏が来るのを待ちやってきて。ひまわりが食卓に飾られている。お布団でラクダが来るのを待ちイラストに現れ。雪が降るのを待ち雪積もり。お祝いの日を待ちケーキやご馳走が並び。草原で猫が来るのを待ち隠れ猫ひょこ。夕焼けが来るのを待ち昇り。夜にはロウソクを消すのを待ち。そして、また、寝室でカーテンが開くのを待ち、朝がやってくる物語り


今だけを見て 生きているわけではない僕ら


どんなに心が傷つこうとも この先には明日にはきっと待ちわびた何かが訪れる


そう考えると 生きる希望が湧いてくる


どうせなら この先の楽しみにワクワクに目を向けながら今を生きたいなと感じる


絵本に出合いました。