絵本「それいけ!ぼくのなまえ」 | 気づきがある絵本の紹介

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最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「それいけ!ぼくのなまえ」に出合いました。

(作/平田昌広•絵/平田景、出版社/ポプラ社)


自分自身の物へと 独り占めしたくなる気持ち


手に入れてゆく喜び この胸へ


この絵本は、僕は名前が書けると、名前を書いて僕のものだけにしようと。なまえペンで。おもちゃへも名前を書くと全部僕の物。名前を書きに出かけてゆく。公園へ名前を書いてひとりじめ。たまごの旗へも名前を書いて、たこまうごたへと名前を変えて呪文のように。タコにもイカにも名前を書いて。魚達へも名前を書いて。熱帯ジャングル奥深く。時空を超えて、ティラノサウルスへも名前を書いて。昔のサムライとしてちょんまげつけて。宇宙へも飛び出してゆく。たくさん旅をして家へ帰り。お母さんへも名前を書いて、僕だけのものへ。しかし、そこへお父さんが来て、ひとりじめするなと怒られて名前を消すにいたる物語り。


欲しい物を欲しいと求めよう


手に入れてゆくと 幸せも増えてゆくような


けれど 共有する事だって必要


シチュエーションに応じて 使い分けれたなら大人になってゆくって事だな


ワクワクの芽を育てながら 成長してゆきたいなと感じる


絵本に出合いました。