サトシンさんの絵本の世界
男の子ふたりの会話
ひとりの男の子が話す中身が
はちゃめちゃで
うそだあ!と思わず さけびます
バナナの皮をむいたら
チョコバナナだった!
のどがかわいたので
蛇口のせんをひねって ジュースがでてきた!
それを飲み過ぎて
お腹がぱんぱんになっちゃった!
おへそのせんをはずすと
空まで飛んでいっちゃった
アメリカまでついて
大統領に ハンバーガーとフライドチキンをご馳走してもらった
またまた コーラジュースを飲んで
お腹がぱんぱんになって
空まで飛んでいっちゃった
火星人にご馳走になって
宇宙ジュースでまた空を飛び
我が家に帰ってきた
そんな うそだあ!と思わずいいたくなる話ばかりで
最後にバナナを
話しを聴いてくれた うそだあ!という男の子に渡すと なんと
ほんとにチョコバナナだったみたい
うそだあ!と言いたくなる話し
でも それは真実だったり
はたまた 嘘だったり
本音は 本当のことは
隠れていたりするけれど
うそもあるから
うまくいくこともあるし
なにより 人生の彩りも豊かになる
そんなふうに感じる