ワタシは子供の頃から昆虫が好きだ。

 

つい虫に話しかけちゃうタイプだ(笑)

 

 

まぁ、好きといっても研究者やマニアの域には程遠く

 

猫が好き。ウサギが好き。虫が好き。

 

ってレベルの好き、なんだけれど。

 

 

歳を重ねるごとに昆虫愛が深くなってるの。

 

この夏もたくさんの蝉の抜け殻を見たよ。

 

 

カマキリ、カナブン、蝶ちょにトンボ

 

蝉、蜘蛛、蛾、、

 

虫の何がそんなに魅力的なんだろうって考えてみると

 

これはあくまでもワタシの捉え方ですが・・・

 

 

 

変態するところ

 

メタモルフォーゼの神秘。

 

例えば蝶ちょ

卵から幼虫が生まれ、さなぎになって、脱皮、羽化して成虫になる。

 

その過程が

じぶんのお腹の中で子どもを卵から育てて産んだことを

幾度も思い出させてくれる。

 

 

そして生活していく日々の中で

 

さなぎの中でどろどろに解けて

美しい何かに変わっていくイメージは

 

どんなに絶望しても未来への希望を持ち続ける勇気を思い出させてくれる。

 

 

言葉や表情を持たないところ

 

動物に比べて感情移入がしにくいからこそ

 

受け取るこちら側の観察力や想像力の自由度が高いのがいい。

 

 

昆虫≒命の形

 

生命が形を持ってそこにいるって感じてる。

 

 

子供の頃、昆虫は生きているおもちゃだった。

扱いを間違えると簡単に動かなくなってしまう…

 

たくさん間違えて

儚い命を奪って

 

命のことを深く考えるようになった。

 

 

儚くてふてぶてしいところ

 

ある時は透明な羽にうっとりもするけれど

 

時に小さな命は大量発生して

数にモノを言わせるときの破壊力のすごさよ、、

 

人が支配できない大自然のちから強さを感じる。

 

 

エロいところ

 

見た目の綺麗さと気持ち悪さの配分が絶妙で

人間のエロさに似てるって感じる。

 

そう、昆虫ってエロい(笑)

 

 

セックスする時って

 

気持ち悪いって感じる部分

 

気持ちいいって感じる部分

 

美しさや醜さ、快楽や癒し、匂い、

 

いろんな要素が内包されてる。

 

昆虫に接する時

そんな感覚的な近さをたまに発見するんだ。

 

 

殺そうとすれば殺せるところ

 

・・・ここなんだよね。キモは。

 

人は人の都合で虫を殺してもいいことになってる。

 

まだワタシが五歳児の頃、

保育園のお昼寝のときに先生が読んでくれた絵本の

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」が強烈にインプットされていて

 

どうしても蜘蛛を殺さなきゃいけない時には

 

「もし地獄に行ったら糸をたらしてもらえないかもしれないけど、蜘蛛さん、お釈迦さま、ごめんなさい」

 

っていつも心でつぶやく。

 

 

 

命と性

 

生きること死ぬこと、交尾すること産むこと

 

美しいなぁって感動するし

 

気持ち悪いって思う時もある。

 

そんなインスピレーションを身近な虫達からたくさん受け取ってきた。

 

 

この夏

夕方のひぐらしの声に癒されることが多かった。

 

カナブンとたくさん遊んだ。

 

小さな虫たちに「ありがとう」だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ←

 

 

旦那サンはゴキブリを素手で捕まえられる。

 

もうね、めっちゃ尊敬(°д°;)

ほんとにほんとにすごいと思う!

 

ワタシGはだいぶ慣れたけど苦手だ。

素手は無理…勘弁(泣)

 

 

突発的に出会った虫の話をしたり虫を連れて帰るワタシに

旦那サンは

 

┐( ̄ー ̄;┌ヤレヤレ

って、付き合ってくれる。

 

あぁぁ、、、

 

旦那サンが虫嫌いじゃなくって

 

本当に良かった~!(笑)