2月22日お家で一人仕事している旦那サンをおいて、朝からワタシは都内にお出かけしてました
 
もうね、初めて行った場所で楽しくてねー♪
 
にっこにこで帰って、旦那サンに今日の出来事や写真を見せて報告して
しばらくしたら、郵便受けにドサッって音がしたから取りにいって見てみると
市役所からの分厚い封筒
 
旦那サンに
「こんなの来たよ、何だろうね?」
 
「差し押さえじゃないの?」
 
「まぢ?あぁぁ、、ホントだ~!」
 
旦那サンの予想は見事に当たり、差押調書が入ってた
 
この9年くらい、保険税や市県民税は払ったり払えなかったりで
差し押さえの勧告通知も何年か前にもらったことがあるんだけれど
実行されたのは今回が初です
 
確定申告による還付金が全額差し押さえになって、未払いもまだ相当残ってるし内訳の
延滞金なんてすっごい額だよ~(=◇=;)
 
旦那サンは書類を一通り見てワタシに手渡した
 
ワタシが支払った分が差し押さえになってないか書類を見ながら確認して、、、
 
差し押さえでも払えて良かった~ってちょっとホッとした
(いや、まだ残ってるけどね)
 
 
 
こうならなかったら支払えないくらい月々の生活費は厳しいものがあったけど
払えるなら払いたいってずっと思ってたから
 
でも、いざ現実となったらどうだろう?
 
って、そこは体験してみないとわからない感情だったしね
 
んで、ホッとしてる自分にも少しびっくりした
 
 
でも
 
「延滞金すごい額になってるねーもったいない」
 
旦那サンにはさりげに嫌味を言ってみたw
 
「それでもやっぱり払う気になんないの?」
 
「…いや。現実問題、払うの無理だしならない」
 
旦那サンは年金も払ってないし、国保もワタシと息子のためにしかたなく入ってるって感じで、もし家庭を持っていなかったら全スルーしていたと思う
 
「病気になってお金なくて治療受けられなくても死ぬからいい」
 
っていつも言う
 
「そんな簡単に死ねないからね。ポックリ逝くのは理想論、ワタシや息子のこと考えてないよね」
 
「考えてないわけじゃないけど、払えないから仕方ないじゃん」
 
なんて話しを何百回したか。。。
 
まぁ、そんな夫婦を見ながら育った息子は
堅実な道を選んで生きて、今は独立してひとりで生活できているから面白い
 
旦那サンが二十代の頃から、変わってないところ
 
彼がまったくブレないので、最近はワタシもあきらめてて
金銭面は自分のできる範囲でやってる
 
 
世間とか常識に対して
怯えているような、戦っているような、蓋をしているような、達観しているような、、、
 
同じ世界に生きていて、ワタシとは違う世界を見ている旦那サン
 
白と黒しかない旦那サンの世界
 
 
でもワタシは旦那サンに見せたい
 
かっこ悪くて馬鹿にされても世間は怖くないし
 
上司に歯向かってもいいし
 
仕事で大失敗してもいいし
 
 
旦那サンの白と黒じゃないところに特攻していく
 
ワタシはワタシで灰色の海を泳ぐんだ