『知的障害福祉研究 さぽーと』 3月号 フクシノチカラのコーナーに寄稿してほしいとの依頼があり3月号に掲載されました。
何回かに分けて内容を公開いたします。
依頼を受け書いているうちに、その時々での感じたことが思い出され、何故かさい農産が存在しなければならないのか?何をしなければならないのか、一から考えるいい機会を頂きました。
今回、内容を紹介する事で今後の方向性を考えていきたいと思います。
~農でつながる 農で輝く~
有限会社かさい農産
代表取締役会長 葛西信昭
はじめに
有限会社かさい農産は、岩手県最南部一関市川崎町にあります。北上川、砂鉄川、千厩川の合流地点に位置している為、長年水害に悩まされてきました。築堤工事が始まる同時期2003年に法人として設立しました。
経営理念:農でつながる 農で輝く
目的:安全な農産物を生産することを通して、持続可能な共生社会を実現する。
行動指針:至誠を貫く
現在の経営内容は、ハウス面積223.5a露地355.2aでハウスでは小松菜をはじめ葉物野菜類、露地は、ごぼうを中心として根菜類を栽培しています。また、ごぼう茶や野菜パウダーなど加工品の販売も行っています。
役員は、男性2名、女性2名の4名 従業員は、期間雇用も含め27名で運営しています。事業内容として野菜の生産販売、青果卸販売、業務受託部門となっています。主な販売先として、約50%がいわて生協であり、学校給食センター、業務用、各市場となっています。
2007年よりJGAP、GLOBALGAP認証農場として農場管理を行っています。
2014年に一般社団法人やさいサラダ(就労継続支援A型事業所 現在利用者20名)を開所し、農業の現場で一緒に働いています。
2019年3月に『農山漁村女性活躍 法人部門』において農林水産大臣賞を受賞しております。