GAPとは簡単に言うと「いい農業をしましょう」

いい農業とは何か GAPを通して向き合って来た最大のテーマです。

農業も事業です。然るに事業の存続、その為の利益の追究が最大のテーマである事に変わりがありません。

農業は何千年、何万年続いて来て今なお大切な産業です。人間が生きていく上でなくてはならないものです。

単に経済だけでは語られない側面も多くあります。事業とどう両立できるか、常に考えて来ました。

渋沢栄一『論語と算盤』は私にとって良い指南書です。。読んで居て心に染み込みます。

私の今年のテーマは、「そこに愛はあるんか」の問い掛けをする、です。

各々それぞれ個人の幸せを考えながら、物事を判断し行動していくそんな一年にしたいと思っています。

 

JGAP,GLOBALGAP

 2007年に国内での認証JGAP、国際標準認証GLOBALGAPを国内では初めて同時取得しました。

GAPとは、Good Agricultural Practicの訳でいい農業をしましょうという意味です。JGAPでは、農業経営、食品安全、環境保全、労働安全、人権・福祉と大きく項目がります。JGAPの理念として、人間と地球と利潤の間に矛盾の無い農業生産の確立と、生産・流通・消費の信頼関係構築を目指します。農産物の安全を確保して消費者を守り、地球環境を保全し、同時に持続的な農業経営を確立することがJGAPの目指す最終的な目標です。と、うたっております。『人間と地球と利潤の間に矛盾の無い農業生産の確立』の部分と『持続的な農業経営を確立すること』に感銘を受けました。先祖から預かったこの農地をこの地域をどう将来に繋げていくか、経済の論理だけでなく、環境と人に同焦点を当てていくか。GAPは生産工程管理です。工程管理を行い、いかに生産性を上げていくか、PDCAサイクルを回していきます。しかも持続的に農業をする為に、環境、人に焦点を当てながらどう経営していくか常に考えてきました。