大阪城、今度は、秀吉さんの時代ではなく
江戸時代のお話
現在の大阪城は、秀吉さんの作った城ではなく
その上に、2代徳川将軍 秀忠の命で 新築されたもの
秀忠は、特に西国大名に命じて、瀬戸内海などから
石垣の石材を集めさせました
小豆島は、花崗岩の名産地として知られ
各大名は島の何箇所かに、丁場と言われる
石切場を開削しました
島の各地に残る石切丁場 丁場=作業現場という意味
特に有名で大規模なのは島の東岸にある
天狗岩丁場
これが有名な最も大きな残石 天狗岩
大きさは 17✕7✕12m以上あり
重さは1700トンもあるとか
大きい!
この丁場には 大小600個以上の
残石が、残っています。
地元では、あの大阪城に行けへんかった
可愛そうな石、ということで
残念石 と呼ばれてるそうですよー
でもそのおかげで、当時の雰囲気が、伝わってるんですねー。
なぜ、小豆島に石垣採石地として好まれたか?
それは、瀬戸内海の水運が理由だと思います。
あの重い石を、陸路で運ぶのはたいへーん
ところで、エジプトのピラミッドも、石はナイル川の
水運で運ばれたという説が有力みたいですよー
水の浮力を使うと、重い石でも
運びやすいですからね
スゴイ 小豆島! ビバ 瀬戸内!
ひゅー
そして、明治時代に作られた
皇居正門の石橋にも 小豆島の石が使われていますよ
小豆島 歴史の息づく島です