-横山や渋谷に言わせると「亮や大倉が下のモンを引っ張るようになれば、関西Jr.はもっと強くなる」というのだが、それ以前に「コイツらを引き上げたる」と思えるよえな素材が出てこない・・・・・・-
常々、横山裕や渋谷すばるは、「亮や大倉が下のモンを引っ張るようになれば、関西Jr.はもっと強くなる」と、プライベートでは何度も話しているという。
「ふたりとご飯を食べに行くと、その日の内に必ず1回は関西Jr.のを話題が出るんです。ただ、以前は今のジャニーズWESTのメンバーの名前が出ていたのでついていけましたが、最近はほとんどわからないので相槌を打つぐらいしかできませんが・・・・・・」
テレビ朝日のバラエティ番組で活躍する人気放送作家氏は、関ジャニ∞がテレビ朝日でレギュラーを持って以来の付き合い。残念ながら立場上、詳しい番組タイトルなどは明かせないが、「当時、彼らにとってみれば民放キー局で初めて冠番組を持てるかどうか、必死の形相でギラギラしていた頃でした」と語る。
ちなみに関ジャニ∞はすでにテレビ東京で冠番組を持っていたが、今でもテレビ東京をキー局と認めないギョーカイ人は、意外に多く、実際、関ジャニ∞にも「テレビ大阪より朝日放送(大阪での系列局)」の気持ちがあったことは否めない(苦笑)。
『当時から上の3人は本音をど真ん中に放り込んでくるので、こちらも打ち返すのが大変でした。でも今ほど売れっ子ではなかったので、お陰様でいろいろと考えたり試したりする時間だけはありました。粘り強くアイデアやプランを出し続けたことで、こちらを信用してくれるようになったのです』
放送作家という職業は、タレントに食い込めるタイプか食い込めないタイプかで、仕事のやり方、パターンが大きく異なる。彼のようにタレントから直接的な信頼を得られるようになると、極端に言えば「その番組の作家陣のひとりで居てくれるだけで仕事が成立する」と言っても過言ではない。
「まあそんな大層なものではありませんが、タレントさんの気持ちをいかに汲み取るかが仕事なのは間違いありません。だから僕が、錦戸くんや大倉くんに遠回しに“関西Jr.の面倒を見てあげてよ”と言わなければならないのかと」
とはいえ錦戸はドラマを通して後輩と接することも多いので、すでに後輩に<歩み寄る>姿勢は見せていたそうだ。
「残念ながらJr.ではなくジャニーズWESTですが、錦戸くんは重岡くんとコミュニケーションを図ろうと、かなり積極的に話し掛けていましたね」
話してくれたのは錦戸が、2014年10月クールに主演したドラマ『ごめんね青春』(TBS系)の制作スタッフ氏。
「とにかく重岡くんが、クドカン脚本に頭を悩ませていたんです。どうも必要以上にセリフ回しの意味を考え過ぎて。そんな重岡くんの相談に乗ったり、食事に誘っているようには見えましたよ。僕らサイドからは」
当初、錦戸は、「直系は直系に違いないけど、中間(淳太)や(桐山)照史、濱田(崇裕)らと違うて、シゲ世代がド~ンと出てきた頃、完全に東京に住んどったからな」と、やや及び腰だったらしい。
「大体、そういうセリフを役者さんが口にする時は、食事に連れて行く気がない時。でも錦戸くんは、ちゃんと重岡くんと食事に行きました」
しかし、単に食事をしただけでは意味がない。横山や渋谷が望んでいたのは、その先だ。
「翌日、重岡くんとの食事が盛り上がったのかどうかを尋ねると、『デビューに10年も差が空くと芸能界で叶えたい夢も全然違うんやな~って感じたんです』と、あまり手応えがない様子でした。もっと言うと、いかにも不満そうな」
自分がCDデビューした頃は、身近な目標よりも将来どんだけごっつい夢を叶えるかを考えていたという錦戸。
『キャッシュで豪邸を買う』のもそのひとつ。
ところが重岡は、「年に1本は連ドラに出たい」や「東京でもバラエティのレギュラーが欲しい」など、少し頑張れば楽に叶いそうな夢しか持っていないという。
「まあ確かに、錦戸くんじゃなくても“若いくせにつまんない”と感じますよね(苦笑)」
さてさて、関西Jr.は、この世代よりも下になるのだ。
果たして錦戸が「コイツらを引き上げたる」と思えるような素材に出会えるのだろうか-。
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