いざ、体外受精にステップアップ!!

と、考えたところで問題がありました。。。

問題だらけの子宮です真顔


チョコレート嚢腫や子宮内膜症で癒着が強いらしい私のお腹。

卵巣が引っ張られる形になっていて、採卵がかなり厳しいとのこと…

体外受精にステップアップする前に、子宮の手術を検討した方が…と医師から勧められました。

その方が、妊娠した後の流産率も下がるだろう。と。


しかし…

2度自然妊娠したこと、術後妊娠で子宮破裂したら…妊娠したけど私が死んじゃって育てられなかったら…と思うとなかなか前向きに手術を捉えられませんでした。


そんな私に医師から提案が。

まずは腹腔鏡での手術を受けてみたらどうかと。

腺筋症自体はそんなに良くできない。でも、癒着剥離はできるから採卵はできるはずだ。とのこと。


腹腔鏡なら!がんばれそうな気がするおねがい

というわけで、婦人科内視鏡が得意な病院🏥を紹介していただき、腹腔鏡下子宮腺筋症核出術を受けました。


腹腔鏡手術は前日入院で、確か1週間くらいの入院だったと思います。

傷はかなり小さいので、さほど痛くなかったのですが…

腹腔鏡手術は、ガスでお腹を膨らませるので

そのガスが術後体の中をうごめくのが激痛でした…ネガティブ 

それ以外は翌日にはかなり元気で、シャワーも痛い!と騒ぎながら浴びたような覚えがあります。


さて、手術の結果ですが。

担当してくれた先生から、術前にも「これはねー、難しそうだねー。できるだけのことはしてみるけど、腺筋症はちょっとどうにもできないかなー」と言われていましが、

とにかく採卵できる体になることが今回の最大の目標だったので、お願いしました。

そして術後

「やー!もう大変だったよーー!」と、ご苦労をおかけしたようでした。

やはり、腺筋症にはほとんど手をつけられなかった。癒着がかなり酷かったので時間をかけて剥がした。3ヶ月ほど休んだら採卵、妊娠可能。最後に「不妊治療頑張ってね」と、優しいお言葉もいただきました。

この先生、ARTクリニックのB先生のお友達だったようで、B先生同様のあたたかい先生でした。


最初の流産から一年。いよいよ、体外受精へむけて本格的にスタートしました。

ちょうどこの年から、不妊治療は保険適応になりました。タイミングがよく、本当にありがたかった。


そして、今回の手術を機に不妊治療中であることを職場に伝え就業内容の調整をお願いしました。

私はフルタイムで、オンコールという夜間呼び出しがある勤務体勢でした。

フルタイムのままで、オンコールは無しという形をお願いしました。

理由は

①体外受精の開始で受診日が増える

→急な受診の時にオンコールと重なったら、受診ができなくなる 

→そもそも休みが増える

②ホルモン補充周期は時間通りの投薬(膣剤)が必要

→オンコールは1人勤務なので、お薬の時間に患者対応があった場合、投与できない。


月の収入は数万円減りますが、現実的に両立できない。と判断したからです。

仕事がすごく好きで、やりがいも感じていたので今回のキャリアダウンの形は、かなり悩みました。

本音を言えば不本意でもありました。

でも、今は何を優先すべきなのか。と考えたとき、妊活最優先。と決めました。

この時34才。女性の生殖年齢は無限ではない。


働き方を変えたことは、事情を説明したので多くの同僚は理解を示して応援してくれました。

ですが、やはり全員が賛成だった訳ではありません。優遇されている。とか、ずるいとかそういった声もありましたし、肩身が狭いなと思ったことも何度もありました。なにより、これまで仕事にかなりのエネルギーを注いできたので、失った。という感覚もありました。


そして、

不妊治療関連で夫と喧嘩すると、いつも思っていました。

自分はこれまで通り仕事して、できる範囲で受診に付き添ってればいいんだから良いよね!

こっちはできないことも、色んなもの諦めて出来るようにしてんだよ!!と真顔

いま思えばこころが荒んでましたが。不妊治療中は荒みますよね!?

私はそんなにおおらかに過ごせませんでした。



次回、採卵に続きます。