こんちには、干支読みのスワンです。
先日の雷物凄かったですね。久しぶりに稲妻を見ました。古代の人々が神の仕業だと感じて、稲光を神という文字に現した気持ち、わかります。
今日は、子育てと心の成長についてとおススメ本について、また長く呟きます。w
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先日おかんのスマホプラン変更に付き合ったとき、電話一回の通話は何分かと聞かれたおかん、
「私は要件しか話しませんので2分以内です」と応答していた。
そうなのだ。 おかんは昔から対話をしない人だ。会話は一方通行。暖簾に腕押し、糠に釘。会話というよりも、要件を伝える業務連絡か、独り言のような呟き。
おかんの方から、何かオピニオンを求められたことは一度もなく、こみいった話をふると、一言でぶった斬られる。
「わかりません。」
だから成長期は遠くから観察学習をしていたものだ。
私におかんとの対話の思い出はなく、そのことでよく、ばーちゃんがおかんを責めていた。
「もう少し子どもに関わったらどうなの」
おかん、ばーちゃんを完全無視。w
思春期ともなると、逆にそんな無頓着が自由で心地よかった。 おかんの代わりに育ての親をかってでてくれた人はいたし、特に関わりなく生きることに不便も不満も感じてなかったけれど、
のちのち、自分の心の成長が遅いことに気づいたときに、ハッと思ったのだ。
【心の育ちは、大人とどんな対話を重ねたか】
この本の親子の、懇切丁寧な対話自体が、私にとって未知の世界で、瑞々しく輝いて映るものだった。次生まれるときはこんな家族を選びたい。本気でそう思う。
言葉、そこに含まれる気持ちさえもとりこぼしなく大切に扱ってくれる、この家族の言動に、私は極めて安心感をおぼえたのである。 私には経験のない安心感。 これかあ。家族の安心感てこれなのかあ〜(ザ・申酉天冲殺)
その安心感は、1日の終わりに、1つないし2つのエピソードだけ読んで寝るための心地よい時間となり、 時に息子氏の問いを通じて、家族にどんな哲学が生まれるのかとワクワクした時間となり、私は2ヶ月じっくり時間をかけて、この本をほのぼのとしながらちびちびと、じわじわと楽しんだのである。
間違いない。
【大人の成長は、子どもからの問いに始まる】
私が母親ならなんて答えただろう、子ども時代に戻れるなら、おかんになんて質問するだろうなどと思いをめぐらせながら、毎夜目を閉じた。
子どもになったり、母親になったり、心理師になったり、父親になったり、干支読み師になったり、祖父母になったり、いろんな視点で、本の中の息子氏と対話してみる。うん、いろんな視点を授けてもらえるなんて、神だな。
そんな寝入りが日課となる頃には、この本は幕を閉じてしまった。なんだか、ちょっこしさみしいじゃないか。夏休みに滞在した親戚の家から帰る時みたいだ。滞在中に遊んだ従姉妹や、近所の男の子にバイバイするような。
息子氏はどんな風にこれからママから自立していくのだろう。そしてママは、これからの息子氏とどんな対話をし、どんな距離の取り方をしていくのだろう。
【他家はどんなん?みんなが知りたいプレ思春期親子の対話】
職業柄、家族様相に関わることはあったけれど、それはあくまでも相談室に出向いてのよそ行きな家族像であって(その中から、私たちは本場の家族像を見立てるのだが)、
この本のように、まるで茶の間にそっと隠しカメラを設置しているかの如く、際どい本気本音会話を摘んで聴くことは通常できない。ましてやその時のママの心の内の声なんて。
されど、この時期の異性の子とのやり取りは、どんな親子も実は、興味があるにちがいない。 子育て本は、大概10歳ぐらいまでのものが多く、この本もそれまでの3年間の記録ではあるが(10歳の壁というよね)、
声変わりをして、毛が生えて筋肉が隆々として、彼女ができて、、、なんていう生々しい思春期ど真ん中トーンの男子と母親が、一体どんな対話を続けて互いに自立していくのか、
知りたいのは私だけではないと思っている。このエッセイ、この親子のこれからも、みんなが覗きたいこと満載なのだ。
【人生とは、家族とは、心の育ちとは。】
干支読みの世界では、父母を縦と横の線(糸と同じね)で現す。
人の生きる活動を、おもに精神活動と現実活動の重なりとしており、父親は縦で精神を、母親は横線で現実を子に教える役割があるとしている。 となると、シングルマザーの家庭は、精神を担当する父親が不在状態となるから、必然的にシンママは、どちらも担当することとなる。
人生とは、仕事とは、生きることとは。そんな哲学を子どもは父親の生き方から学ぶと言われるが、仕事をもち、逞しく子育てしているママは、すでにその両方を担っている。だからこそ心労や心的負担を訴える方も中にはいるが、だからといってそんなに気負わなくていい。
関心をもって問うこと。
問いには応えること。
これだけでいい。それがこの本を読めばわかる。
人の心の育ちは、家族の成長とともにあり、いかに互いに関心をもって対話を重ねる経験をもつかが、人生への安心感と好奇心とやさしいまなざしに繋がるから。 このことを知ってほしくて、あなたにもご一読をお勧めしたかった次第。
「私の「好きにしていいよ」が、こんなふうに負担になっていたのか。」
「ママは、僕がいなければいいのに、って思うことある?」
「子育ては、何かと闘うだけのものではないのだ。」…
ドキッとするような、ささる会話、この問いになんて応えたの?など、みんなの知りたいが詰まってますよ。 ママという経験を通して心の成長をさらけ出してくれた著者、そして出版を許してくれた息子氏に感謝!
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【5つのエレメントのお話】
あなたと家族の関係性を知るための、木火土金水~5つのエレメント講座始めます あなたが頼りにしたい人は誰? 夫と息子はなぜこんなに気が合わないの? 私は水、夫は火だから分かり合えないのですか? ごちゃごちゃした家族関係構造改革
◆干支でわかる「家族のエレメントとわたしの関係性」
【開催日】2023年7月21日(金)19時~21時
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=drniia
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なぜ、あの家族とはうまくいかないのか。俯瞰してみてみることから始めよう。
◆干支でわかる①「あなたと家族」
【開催日】2023年7月14日(金)19時~21時
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=dmmseIRnM
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★時々プレゼント企画で運だめししているよ
いつも読んでくれてありまとう❤️