こんばんは、干支読みのスワンです。

 

実は先日、夫の父親が亡くなりました。

こじんまりと小さな家族葬を行ったのですが、

これがとっても感動的だった。(*^_^*)ぽっ

 

泣いては笑って、また泣いて

みんなが義父のことを愛しているのが

体全体でわかるような、円やかな葬儀でした。

 

 

帰りがけにね、

 

私が世界一尊敬する義理の母が、

私の手をとって、ちょっと照れながらこういったんです。

 

 

「おとうさんがいなくなって

 すっごく悲しいし寂しいけれど

 私、不思議と今、とっても幸せなの。

 家族って最高ね!」

 

 

これを聞いて、私も

大きなしあわせと感動ーーっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

 

自分が死んだときに、

内側から湧き出るしあわせを感じてもらえるって

すっごいことじゃない?

 

 

そしてね、義父は

今回の地球で「この仕事」をやり遂げていったんだなと思いましたよ。

 

 

 

「無条件の愛✨」

 

 

 

算命学でいうと玉堂星ですね。

しっかり、その星をおもちでした、はい。

 

 

義父と義母は、

自分たちの”運命”を、無条件で愛した人たちでした。

 

久しぶりのおまけに長いですけど、

今日はそのお話をしたいと思います。

 

===============

 

 

義父は前妻を突然に亡くしました。

 

義母の方も、まだ子どもたちが幼い頃、

夫を病で亡くしています。

 

そして二人は出会い、再婚をしました。

 

ところが再婚をしてしあわせな日々もつかの間、

 

2年にも満たないうちに、

義父が、原因不明の難病にかかり、

ついには下半身不随となります。

 

 

 

難病指定を受けるにも何年もかかりましたが、

結局治療方法はなく、低め安定を目指しました。

 

それから25年間、

義母はずっと義父のお世話をしてくれていました。

 

 

義父は、性格的に

病に伏して、その人生をただ嘆いている人ではなく、

 

車椅子テニスをしたり、

手だけで運転できる車を作らせたり、

 

海外旅行へも行くような、活発で積極的な人でした。

思い立ったらなんでも実現したい人です。

 

 

義母は、おとうさんのその気持ちを、

ただの一度も否定せずに、

 

いつでも「HOW」の精神で、

どうしたら、車椅子のおとうさんといっしょに

のびのび過ごすことができるかだけに注目して

 

いろんなことを調べては、

いろんな人の手や知恵をしっかりと借りて、

おとうさんとの時間を叶えてきたのです。

 

 

「もちろん、自分もenjoyできるように。

 おとうさんといるだけで、私は楽しいから」

 

 

いつでもそう言っていました。

 

だから、おとうさんは、

幾度となく入退院を繰り返し

死の淵を彷徨っては蘇ってきましたが、

 

ご機嫌な日々を過ごせていたのです。

 

 

もちろん、

こういう生活に落ち着くまでには、苦労がありました。

 

突然に自由が奪われたおとうさんも、

最初は意志のまま動かない体に

戸惑いや悲しみ、イライラを隠しきれず、

 

さらにしあわせにすると誓った妻の一生を

苦労というものに変換してしまった自分の体を恨み

悲しみ、悔しさと罪悪感にかられました。

 

 

 

義母は、夫を失い、ようやく子どもたちが自立して、

やっとこれからというとき、

またもや、ほっと一息ついた時間が奪われてしまった。

 

その頃、どんな精神状態だったのか、

のちに、ゆっくりと私に話してくれたことがありました。

 

それは、想像もできないほどの状況と

凄まじい精神的な葛藤がありました。

 

 

それでも、

おとうさんのことを悪く言ったり、

 

自分の運命を、嘆いたり、恨んだり、悔いたり、

そんな言葉をおかあさんの口から

一度たりとも聞いたことがありません。

 

 

ある時、二人は至りました。

 

治りたい。でも治らない。

治るかもしれない。でも治らないかもしれない。

こういう不安を抱えた人生よりも、

 

今在るこの状況で精一杯ハッピーな人生を送ろう。

 

治らない、できない、行かれない、

否定的な人生を送るよりも、

 

だって、でも、そうしたいけど…

理由がいちいち必要な人生を送るよりも、

 

 

これならできる、これもできた、

この状況だからこそと、

ポジティブなしあわせを噛み締めよう。

 

そのためには、面倒なことは避けて、

なるべくシンプルに暮らそう。

 

 

子どもや孫たちには

苦労や責任を引き継ぐのはやめよう。

 

自分たちでできることを、

生きている間にすべてやろう。

 

やりたいことも、二人でできることだけにしよう。

 

その代わりに、彼らとは

精一杯愛しあえるイベントを催そう。

 

 

 

私はその話を聞きながら、

思わず自分の毎日を振り返りました。

 

その頃、仕事柄、

自分を悲劇のヒロインに仕立てたり、

自ら不幸を選んでおきながら、

自分の運命を恨んで、まわりを否定してだだをこねて、

言い訳している人たちとばかり話していました。

 

私だって、若い時には

そういうところが多少なりともあったのです。

 

誰も頼んでないのに、マイナス世界に浸って

不幸に酔いしれ、寒い一人芝居を繰り広げるような。

 

まあ、そういう時期があっても、

いずれ卒業すればいいんだけどね、

 

中高年でまだそれを続けていたら、

ここらでちょっくら考えてほしい。

 

 

自分の運命を愛しむということ。

自分の運命を無条件に愛して

人生を大切に過ごすということ。

 

 

どんな境遇にあっても、これは

私の、人生なんだ。

 

私が決めた、私が選んだ

私の責任における

私の人生なんだ。

 

 

だから、この出来事だって大切にしよう。

目の前の愛を、大切にしよう。

 

だってこれが、私の運命だもの。

 

人生に条件なんてない。

だから運命の自然に沿って、

ただ、この命を愛しむ。

 

 

 

 

もしもおかあさんが、

「健常なおとうさん」を愛していたら、

「健常でなくなったおとうさん」を

愛し続けていられなかったかもしれない。

 

 

条件がついていたら、そうでなかったとき、

とたんに不満が湧きおこるわけですからね。

 

 

どんな状態であっても、おとうさんは

おとうさんであることには変わりがない。

義母は、おとうさんを、

そして、おとうさんの運命を、とことん愛したのですよね。

 

 

これは、あらゆる人生場面において、

流用できますよね。

 

 

 運命をともにする。

 

これが、どんなに尊いことか、

今の私には、静かにわかります。

 

 

 

そもそも、しあわせに定番はござんせん。

しあわせの定義付けほど、おかしな話はありゃーせん。

 

 

運命を愛するということは、

 

自然の流れに沿う生き方も

チャレンジ挑戦していく生き方も、

時々、そうする生き方も、

 

私たちが自由に選べて、

私はこれでよし!と生きているということですね^^

 

 

運命を愛そうと決めた、夫婦の人生の物語。

命をかけて教えてくれたおとうさんに感謝です🙏

 

 

関連記事>>

 

 

=========================

\Welcome💖/

 

干支読みの世界を体験してみたいときは、

まずは潜在風景にいらしてん💖

 

干支読みってなに?

そんなあなたに、干支読み体験講座

「星がおしえてくれる、あなたの潜在風景」

 

※今月のお申し込みは終了しました。9月分のお申し込みになります。

 

 

 

 

 

=========================

新規登録でスペシャルメッセージをプレゼントプレゼント
友だち追加
=========================

\人気記事ランキング/
 

【1位】宿命通り生きることと、心の充足はけっして比例しない。

 

【2位】「私の星ってこんなに素敵なの!」自分の星を感じてみる体験

 

【3位】風景がおしえてくれたこと。わたしたちは元来、健やかな存在なのだ

 

【4位】《六神》飛べる蛇、騰蛇。

 

【5位】寅卯天中殺の人は、どうすれば開運するの?

 

 

\残席わずかです/
10月の宿命分析のお申込み・詳細はこちら↓↓↓
白鳥瑞樹スワンの宿命分析