・・・・更新履歴・・・・
未完成な気がするので、随時更新します
○2月11日 写真とか文追加
○2月11日 熟成させて公開
○1月22日 加筆を重ねてる
○1月19日 ページを作成。
・・・・・・・・・・・・・
2019年6月28日〜7月7日 初演。
そして
2020年1月4日〜1月13日 再演。
SNOOPY原作ブロードウェイミュージカル『You’re a Good Man, Charlie Brown』のながき旅が終わりました
むーん。酒がうまかー!
今回の再演では、
生井みづきは、全5ステージに出演させていただきました!

「あれ、10日間なのに5ステージって、少ないな」って思う方がいらっしゃるかなぁ?
おなじ役柄を5人くらいの持ち回りで担当していて
毎回、シャッフルの組み合わせだったからです!
というわけで毎回新鮮
なかなか、
いや、ものすごーーーく濃い本番だったので、
忘れないように
どんな事を考えたり、試したり、感じたりしたか
文章化しておこうかなぁと思い
筆をとりました。
とったは良いが
まったくまとまらん・・・

寝かせていた原稿を
2月になり1ヶ月ぶりに見返したところ
あまりの長文にびびった・・・
公開するには向いてなさそうな記事ですが
物好きな方は、よかったら読んでくださいまし。
では、
サリーこと生井みづきの記憶。記録?
はじまりはじまりー。

* * * * *
2020年1月4日 1ステージ目 <初日公演>

『You’re a Good Man, Charlie Brown』半年ぶりの再演の初日でした。大入り満員!
この日は、チャーリーブラウン以外が全員初演からの続投組というメンバー構成。劇団四季の主演など大きな舞台に出ている方々が多くて全員歌のスキルが高いから、浮かないように歌を頑張る!というのが再演での私の大きな課題のひとつであった。そのハードルとしていた日でした。
同時に、今回稽古場で難しかった事として、いかに初演の記憶を打ち破るかというのがあって…。なんか、じぶんの芝居が繰り返し気味になっていてイマイチつまんなかったんですよね。
すると開演の直前、楽屋に演出家が登場。初演が最高だったとは決して思ってないんでぶっ壊してください!と言い残して去っていった…。するとルーシーとスヌーピーが、明日は休演日だし出し切っちゃえって言い出した。え!じゃ私もベテラン2人に追いつかなきゃって、必死にフルスロットルでやった結果…。
私もたがが外れた!面白いことがあるとピョコピョコと飛びはねる感じのサリーの基本は、この日に出来たような気がする。
こんな安全運転じゃない初日ってあるんだ。羽目外しにいけるセーフティーネット感。安心安全感とでもいうのだろうか、初めての経験をした。やっぱり本番って稽古場とはもう全然ちがうんだなぁ!
そんな安心感を今回は先輩に作ってもらったけど、この先どんな環境でお芝居するときも、自分の役柄を自分の信じた方法で演じられるための心の拠り所をいずれかの方法で作ることは、とても重要だと思った。
個人的には、芝居の構成的に、サリーのエンジンのかかりだしがソロ曲のある中盤あたりからになりがちだったのが、この日はけっこう早くできたのが収穫だった。
終演後にルーシーがとにかく幸せだったってずっと言ってた。今作のラストソングのタイトルであり、再演で重要になってたテーマが「ハピネス」。前日までここの指摘があったので、ハピネス感を強く出すことを、心がけた公演でした。
1月6日 2ステージ目
2公演目。
とはいえ、まったく違う顔ぶれだから、また初日の気持ちだ。お稽古であまりご一緒してない方々との組み合わせだったので、とても緊張していた。
2日まえの力強すぎる安定感がすごすぎた(悪い意味でいうと私は乗っかってるだけ)ので、今日は誰かに引っ張ってはもらえないという不安が大きかった。
その助けがないとき「サリーはどう生きたらいいの?」…という答えが見つからぬまま迎えた日。
そんな中、もっとチケット売らなきゃとか、打ち上げのお店を探さねばなきゃとか、さらに大きな対人トラブルがあって泣きじゃくったり、精神そーとー不安定状態で劇場入り。ひー。こんなときにー!
しかもこの日は、お客さんを乗せた送迎バスの乗車担当!バスの中で楽しく繰り広げられる会話の台詞を覚える必要もあって、とにかくとにかくとにかくもうーーーーテンパっていた!
今日が初日というキャストも多かったから、「むしろ私が引っ張らなきゃいけない?」という心が働くけど、そういうの自分自身が崩れて、たぶん上手くいかないやつだ。もっと純粋に、おの世界を、サリーを生きる方向にいこう。
珍しくすんごい早く劇場に入って、発声練習するみんなを横目に粛々とご飯を食べ、粛々と台詞を覚え、粛々とメイクをした。
ちなみに、メイクをけっこう変えたので顔が全然ちがう。
(いま見返すと、初日のへんなピンクのアイシャドウ ブサイクだけど、おてんばな子供の腫れた目みたいでよかったかも?)
そうして開けた本番は、周りを見ながらの安全運転で開幕。。
だからかなぁ、初日はいかに先輩に追いついて己を爆発させるかという個人技的なところがあったけど、この日は、みんなでお友達感が高まったかもしれない。
演出家がこのメンバーはみんなの声質が合いますねと言っていたけど、歌のハーモニー感も楽しかった。
キャストが若めの顔ぶれ。子供の可愛らしさ・純粋さ・元気さが際立った回だったんじゃないかなぁ。
ちなみに、シュローダーと乗った送迎バス。お客さんもすごく素敵な人で、すごく楽しかった!
(本番で何も考えず安心して演じられるには、"これがあるから大丈夫" と思える道しるべというのか、命綱というのか、心の拠り所になるものをどこかに見つけることが超重要だと、この5公演を通して学んだ気がする、
日によっても 体調によっても 多分違う
それは相手役を信頼する事でもいいし、自分の中でこれがあるから大丈夫と自信が持てるものなら、ルーティーンや、ジンクスや、おまじないだって良いのかもしれない)
1月8日 3ステージ目


この日の本番の記憶が薄めな気がするのは、何故なんだろう?
はしゃいだり騒いだりする人がいない、大人っぽく落ち着いた方々の多い回だったからか?はたまた、皆だんだん慣れてきたからか?この日の楽屋は、ものすごーーーーく静かだった。
サリーにとっては、それが逆に不安を呼んだ。落ち着きすぎないか?どうぶっ飛ぼうか?(ほんとに毎日緊張させてくれる舞台だ。。)
事前準備をしっかりすると良いことが起こることがわかったので、この日も早めに劇場に入って(本当はもっと早く行くつもりだったけどお財布忘れたりして上手くいかなかった)、
昨日と同じごはんを食べて、昨日と同じに早く衣装を着て。
あ、それからこの日は、ヘアピンやヘアネットやスプレーを買い込んで行ったの。髪型を頑丈にして、安心感を得ようと思った。
それから、この日はもう一度譜面に立ち返って、歌を正確に歌うことに力を入れた日。ウォーミングアップで不安なところをずーっと歌ってた。
この作品ぶっ飛んだキャラクターに目が行くけれど、実はとても緻密で繊細な楽譜から成り立っていて、今回の再演ではその世界観をちゃんと表現するための歌唱指導に力が入っていたと思う。
それから、サリーはシュローダーと一緒に遊ぶのを超楽しみにしていた日だったんだ。
サリーはなぜかシュローダーと一緒のシーンが多いんだけど、この日のシュローダーは受けの芝居がとても上手で安心感があるので(私にないスキルですごい)瞬間にどんな化学反応が起こるかしらと待ち望んでいた。
たぶん落ち着いて安心してできたから、記憶がないのだよね?
芝居で魅せる落ち着いた回だったと思う。
(お客様からとても素敵な感想をいただいたけど、こんな安定しちゃってて良いのかは、やや課題)
この日は、変態的シンガーソングライターや、殺人鬼など狂気を演じる大柄俳優や、声楽を歌うハイテンション女優など… 個性的すぎる面々が集まった、おもちゃ箱みたいな回。
みんなが飛び道具だから、安全に遊べるセーフティーネットなんて皆無そう。はてどうしたら良いものか!?と、ものすごく不安な回だったんだけど…
フタを開けてみたら、すごいミラクル回。やればやるほどエンジンがかかりエネルギーが溢れてくる感じで、とても楽しかった。なんだろう、これは!
特に個性的なシュローダーと遊んでるうちに、引っ張られてすごい楽しくなってきちゃって、ソロ曲後半では本当に世界が輝いて見えた。そしたら、出したことない声が出て…。確信や力強さが足された。ここにきて新たな発見があるとは…。私のサリーに欲しかったものかもしれない。
みんなが別方向にちゃんと個性を出していた結果、お友達感が増していてよかった、と演出家が言っていた。これって面白い。ちっちゃい子供のときの友達って、たしかにそんなような超ゆるいつながりで、一緒にいても自分のことばっかり考えていたような気がする。。
成長するに連れていつしか、友達とは話題を共有できる同じ価値観を持った存在だと思い込んできた。集団から外れまいと空気読んだり。しかし友達って、本当は今日のような隣人。ふわっとした存在でもいいのかもしれない。最も大切なのは、自分がどう思うかなのかもしれない。
ちなみに2日間のオフ日には、戯曲読解のレッスンに行ったり 初詣で新年の祈祷をしてもらったり 。そして、英語ネイティブを交えたキャストによる英語版『You’re a Good Man, Charlie Brown』を観劇しました。
やっぱりオリジナルである英語ver.は素晴らしいのです。日本語に翻訳する際に音にハマりきらないので削除されてしまった台詞や、英語ならではの韻を踏んだ言葉遊び、翻訳されきれていない言葉の微妙なニュアンスを再発見。
それを受けた自分の本番。台詞の意味を多重にしてみたり、サリーのキャラクターも軌道修正してみた。楽しさやハピネスにばかり寄りすぎていたかな?と思ったので、哲学感を足すことも試みてみた日でした。世界の見え方が新鮮に変わったよ。
そして、この日1/11は、スヌーピー役 福麻むつ美さんバースデーということで(なんとワンワンワンの日!)カーテンコール後にお祝セレモニーが行われました!楽しみすぎて、ずっとウキウキしていた本番だった。
昨年から末期ガンと闘病されてきた福麻さん。今日のような日が来るなんて思いも寄らなかった…と楽屋に帰っても止まらない涙。福麻さんのためにこの再演を決めた、カンパニー主宰の尋常ならない様子。演じることや、この公演にかけてきた思いを改めて感じることができました。こんな瞬間に立ち会えて本当にありがとうございました。
そして…
1月12日 5ステージ目 <マイ千秋楽>
いよいよわたしが出演する千秋楽。1週間前の再演初日とおなじく、昨年6〜7月の初演からご一緒してきたメンバー中心でした。
役とのお別れの日。どんな最高のサリーにしてあげようかと、思いが深すぎて、前の日からもうとても緊張しました…。
本番前の午前には、別のキャストによる本番を鑑賞。すばらしすぎて大号泣。役者個人としての感情が高まりすぎて役を邪魔したらどうしよう…と不安になるほどだったが、
その涙で感傷モードが流されたらしい。
へんに先の事とか考えないで、その瞬間を楽しもう!刻もう!と心に決めた。(楽屋では冷静に正確に、やることを確認)
役と私が溶け合ってる?というのか、コントロールしつつも生井みづきとしての自我はほとんど捨てて、スヌーピーと、みんなと遊ぶ瞬間瞬間を心から楽しいなぁって思えた公演でした。
ラスト曲は、等身大の祝祭みたいな歌だったんじゃないかなー。本当にハピネスだなぁって思いながら歌いました。みんなと歌えて本当にありがとう。
(あれっ、この回も実は本番の記憶がない。あんなに楽しかったのに。どうしてだ。どうしてだ。どうしてだー。)(たぶん断片的に思い出してくるはずだから、追記しよう)
みんなで記念撮影。
最初は何も無い平地だったんだよね。ここに家が建って・・・
(感無量)
本当にありがとうございました。

この日のお酒は、本当に美味しかったって覚えている。
(翌日はまた違う感情がぐるぐる生まれて、お酒は別に美味しくなくなっていた)
「幸せとは、儚いものなんだ、サリー」
『You’re a Good Man, Charlie Brown』は、すんごい楽しくて、ほんとうにハピネスに包んでくれる、麻薬みたいな劇だった。
(興奮しちゃってぜんぜん寝付けなかったし)

〜 大千秋楽をおえて、編につづく 〜
※長すぎて文章がまとまらなすぎるので
いつ公開できるのかは全く未定・・・