夫と相手の面談が終わり、

会社は不倫相手の店舗移動を決定してくれました。


そして、わたしの本当の運命が決まるのは

まさにここから。

そう思っていました。


障害にぶち当たったことで、

ますます不倫関係が燃え上がり、今度こそ完全に離婚を突きつけられのか、

障害が原因で関係が揺らいでくるのか、、


わたしには全く分かりませんでした。

もう天命を待つしかありません。


面談以降、夫の帰りは遅いままでした。

帰って来るのは午前3時。

次の日もそのまた次の日も、ずっと同じような時間帯での帰宅が続きました。


季節は冬。

世間は、クリスマスに向けて

イルミネーションが点灯されたり、

寒いけど温かな雰囲気につつまれていました。


今年はまともなクリスマスは過ごせなそうだ…

わたしはそんな諦めに似た気持ちに支配され、

まだまだ終わりの気配さえない夫の不倫に

次の戦略も考えられずにいました。