別居から2週間…
予定では夫が帰ってくる日になっていました。
どうするんだろう…
まだ連絡はありません。
こちらから何回電話しても出ません。
仕事は休みのはずなのに。
うーん、別居を解消したくなくて帰る気がないにしても、連絡しないって…
折り返しもしないって…
そんな逃げる人だったっけ?
そんな最低な人だったっけ?
頭の中で夫への非難が積み重なります。
もしこれをプラスに考えるなら…
今までの別居の気軽さがまだ続く。
会って話し合いをしない限り、離婚にはならない。
給料はそのままもらえてるから、最低限困らない。
たぶん、このまま帰ってきたとしても
別居前の辛い状態が続くだけなのかも。
なら、連絡ないことは割り切って、別居中の気楽な生活をした方が幸せだ…
わたしは自分に言い聞かせました。
別居中の夫のカード明細を見ると、ビジネスホテルからは2日分だけの引き落とししかありませんでした。
現金を持っていたとしても、カードで支払った以外の残りの期間全て、ビジネスホテルに泊まれるくらいあるとはとても思えない…
誰かに泊めてもらっている可能性が高い…。
もちろん、想定してなかったわけではありません。
むしろ、夫は不倫相手のところに行きたかったから別居したのだと確信していました。
でも…でも…
せめて別居中、夫の行動が見えない間だけでも真実から遠いところにいたい…。
事実を事実と感じないくらい、鈍感なわたしでいたい…。
そしてやっと20時を過ぎた頃
夫から電話がありました。