「日本警察特殊部隊」
それは、警察普通部では出来ない特殊作戦に投入される最も危険な職業である。
国が建てた養成所で特殊な訓練を受けて合格値を満たすか、人並みに外れた身体
能力で国の出す課題をクリアするかのどちらかしか入れない場所である。
養成所の教育機関は4歳から15歳までの子供を中心として、戦闘技術から勉強まで
完璧に育成し、年に一度行われる本部昇格試験に合格した者だけが特殊部に入る事ができる。
本部昇格試験とは、すべてにおいて合格値を満たした子どもだけが受けることができ、
そこから、時の運や、頭脳、肉体が試され、年に一度合格者が出るか出ないかの試験をうける。
多くても一人でたら奇跡といわれている。
そして、人並み外れた身体。
何歳でも受けれて、国が定めた項目を1つ選びそれの課題をクリアした者が入れる。
課題には普通以上とかのレベルではなく、人外れたもので無いといけない。
そこは、満16歳から入る事ができ、16以上であれば年齢制限はない。
そんなひとばかりを集めた特殊部。
主な仕事は、普通部では出来ないと判断された仕事全般。
破壊工作や、戦略的攻撃、対テロに情報収集、心理戦、人質救出など。
そして、特殊部の中で一番特徴的なのは少人数による部隊行動。
1つのグループに5~8人ぐらいで大体任務を遂行する。
ちゃんと特殊部内でも、個性が生かせるように担当が決まっている。
そして、僕が所属する部隊は護衛や貴重品の運搬。
護衛については、某国のお姫様だったり、神官様だったり。
戦闘技術はもちろんのこと、身の回りのお世話までが僕等の管轄で特殊部内では
一番大変な部隊だっていわれてる。
その大変なグループに所属してまだまもない自分。
養成所をトップで卒業して、どの課に入るか特殊部めぐりをしていた僕、
一ノ瀬央乃(いちのせ おうの)はこの一番大変な課に入った。
始めはどこでもいいかなと思っていたが、さすが特殊部。
筋肉ムキムキの人が多くて、僕の付き添いで来ていた同僚が「次行こう」
といって僕を引っ張るため、あまり課の風景気を知ることなく色んな課を回った。
同僚が言うに、「央乃見たいな容姿の男はあんなとこ駄目!」とか言っている。
よく意味が分からない僕らは次の課のドアの前に来た。
「特殊部警備課機動班第一グループ」
そう書いてあった。
これが、その後僕が所属することになる場所。
同僚が「ここに決定。」と言ったのもあった。
なぜなら、今までの課にはムキムキの人が多かったけど。この課には、そんな人が
いなくて、しかも女の人までいる。
なにかの縁を感じた・・・・気がする。
そんなこんなで、所属届けをだした。
新しいスタートに心を踊らせ、僕は家に帰るのであった。
