さて、2時ころからきた陣痛。そのあとも治まることなく、6~7分間隔に。
でも。。。この痛みはまだまだ。。。。と思いつつ、6時。痛み自体は強くなってるけど、まだまだ弱いな~。
7時30分、少しずつ強くなってるので、旦那を起こして、8時に病院に行きますと連絡。9時に到着。
痛いけど、まだまだ弱いのは分かってるんですと伝えながら、NST装着。
・・・・あれ??なんか、ついたら安心したのか、ちょっと弱くなっちゃった気が・・・・
入院時の内診所見『3cm/先進部-2』あ~・・・目標は入院時は5cmだったのにな・・・・
さて、昼食の時間です。食欲はあるんです。5分おきにくる陣痛の間でパクパク。食べられちゃってる私、まだまだよね・・・・。と思いながら。
14時。夜中結構起きてたから眠い・・・・。少し寝ようかなと思って横になるけど、5~6分の陣痛で起きてしまう。
結局、旦那と散歩に行くことに。階段上り降り・・・・・動くと痛みがくるんだよね~。
16時30分。NST装着。お尻がツンってする気がすると診察してもらう。『4cm/先進部0』
おお!!ちょっと降りてきた!!
18時。夕食。お腹すいた~って7~8割摂取。下膳で歩いたりすると、腰もお腹も痛くて立ち止まるんだけど、なかなか縮まらない・・・・。5~6分で変わらず。
陣痛が来るたび、赤ちゃんに頑張れ~と話しかける。陣痛中も赤ちゃんは痛いんですって。
母親はお腹だけが痛いけど、赤ちゃんは子宮にギュウギュウされて、全身が痛いって聞いて、痛みがくるたびに「頑張ったね~」と話し続けました。
そのあとも、結局10分にのびたりして、間欠時にはウトウト・・・・・
日付も変わってしまい、予定日の31日に・・・・。
3時頃に6~8分で陣痛は来るから、そのたびに、起きて痛みに耐えて、痛くない時にウトウト寝る・・・・を繰り返す。もう生まれない・・・・と諦めかける。
結局、そのまま朝を迎える。
6時にNSTを装着し、微弱陣痛のため、陣痛促進剤を7時10分より開始する。
この時の内診『5~6cm』まだ弱いので、今のうちに朝食を食べる。
よし、昼までに頑張って産むぞ!!
9時30分。痛みが2~3分になる。努責感が軽度でてくる。
10時。痛みがだいぶ変わってきた。お尻に力を入れたくなる!!内診所見『7~8cm/先進部+1/胎胞あり』
11時30分。9cm。肛門抵抗が出てくるから破水させようか~?と破水してもらう。
座った方が降りてくるかな??あぐらをかきながら、朝食の残りのパンをかじる。
こんな時にもお腹がすくあたり、食い意地が張りすぎだわ、自分。と笑えてきた
12時30分。やっと全開!!やっといきめる!!
力を入れるも頭が下がってこず、横向きで様子見る。
13時。頭が少しずつ下降してきたため、上向きでいきんでみる・・・・・・が!!肋骨あたりと腰痛がきつすぎて、上を向けず・・・・結局、横向きでいきませてもらう。
妊娠後期より肋骨あたりが痛くて、上向きでも横向きでも痛くて・・・・・この痛みさえなければ、頑張れるのに!!と思いながら・・・・。
13時50分。まだまだ生まれる気配がない。いきんでもいきんでも、降りてきている気がしない・・・・。「もう無理だ。吸引して・・・」と弱音を吐きました。途中、外回転をして、逆子を直したことを後悔したり・・・こんなに苦しまなくて済んだんじゃないかとか
助産師さんに「あと30分頑張って」と言われて、「いや~、もう無理。もう頑張ったよ」ってつぶやいたりして。
それでも、なんとか赤ちゃんが降りてきてくれて、先生がきたあとも「もう無理だ。出ない」と言い続ける私
この痛みはもう、なんて表現したらいいのか、わかりませんよね。とにかく、経験したことない痛みが永遠と続く感じ。終わりが見えない痛み。
そしてやっと、14時43分、赤ちゃんが生まれてくれました~~~~~~
頭が出て、体がうにょにょにょ~って出てくるのが分かった!!
わ~~~~!!やっと会えた!!
もうわけが分からないくらい、号泣した。
弱音吐いてごめんね。生まれてくれてありがとう。
そんな気持ちでいっぱいでした。
自分の胸に抱えたときは不思議な気持ちでいっぱい。本当にこの子が私の子??
嬉しいし、不思議だし。でも、可愛い。なんか、そんな気持ち。
産んだ直後は「あ~、次は無痛分娩にします」って言ってたけど、1晩経つと、やっぱり、陣痛は楽しかったなって思えました。
長い長い陣痛だったけど、赤ちゃんと一緒に頑張る気持ちで1つ1つの陣痛を乗り越えてきたし、旦那さんも一生懸命尽くしてくれたし、スタッフの優しさにも感謝したし。
なにより、あの痛みの先にきた達成感と幸福感は、なかなか味わうことのできない素晴らしい経験でした。
途中、安産の人がうらやましいと思ったけど、これが私のお産のスタイルだし、頑張れたと胸が張れます。
ずっと支えてくれた、愛する旦那さんに感謝して、愛おしい我が子を抱けたことにも感謝します。