私の人生に興味のある人がいるのか?
それは分かりませんが、
「どうして風水師になったんですか?」
その問いへの答えは簡単ではありません。
ということで、
今年で50歳になる自分を振り返りながら
風水師になるまでの人生を書いてみようかなーと。
■理不尽な大人への疑問と恐怖感
日本での小学校、中学校での学生生活。
私にとっては地獄でしかありませんでした。
理不尽なことで同級生が
先生に怒られてる理由が不明で
教師の沸点がわからない恐怖感。
体全身に蕁麻疹がでていることを先生に訴えても
「甘えるな!」と言われ怒られる大人への不信感。
そして、
納得のいかないがんじがらめの校則。
これらに何の意味があるのか?
理解できずに半分登校拒否状態。
学校に行くことが苦痛で、
ストレスで高熱が出る日々・・・。
一応、高校受験をして日本の高校に入学しましたが、
理不尽と思えることが更に増して
完全に登校拒否になり数か月で退学しました。
高校または大学を卒業して社会人になって
自分で環境を変える意思と行動力さえあれば
いくらでも環境を変えることは可能ですが、
子供は自分で環境を変えることができません。
その時の私には、
親が与えてくれた環境の中で日々耐えながら
生きるしか方法はありませんでした。
■16歳でアメリカへ単身留学
高校退学後、読書が好きだった私は、
家で1日中いろいろな本を読んでいました。
今思えば、答えを探していたのかもしれません。
その中で、
人生をリセットするために
アメリカへ留学するシーンで終わる本がありました。
まだ若かった私は単純にアメリカへ行って、
親と日本から離れれば環境を変えられる!!
そんな安易な考えしかありませんでした。
学校へ行かない私。
世間体を気にする親。
母親の出した答えは、
「自分で留学先を見つけられれば留学させてあげる」
15歳の子供にそんなことできるわけがないから
諦めると思っていたとのことです。
英語も話せない、世間を知らない子供。
そしてまだインターネットなんてない時代です。
情報量が少なすぎます。
地元のデパートでアルバイトをしながら
留学ジャーナルという雑誌を買って
必死で調べた結果、
半年後に留学先を見つけ、
留学の許可がおりました。
まさか、本当にアメリカへ行く道を
私が見つけるとは思っていなかった母親も
さすがに折れてくれ、母が父を説得してくれました。
そして、念願のアメリカ留学への準備が始まりました
今から思えば、
よく15歳でそんなことできたなっと思います。
それだけ必死だったのでしょうね。
アメリカの新学期は9月からです。
1年留年というかたちで16歳の9月から入学が決まり、
慣れる為に16歳の6月から
留学先の高校のサマースクールへ行く事が決定
それまで、アルバイトをしながら、
当時流行っていたNOVAで
駅前留学をして英語の猛勉強をする日々でした。
■英語が聞き取れない衝撃!!と文化の違い。
ある程度、英語が聞き取れて
話せるようになっていたと思っていたのですが、
実際にアメリカへ行くと、
早すぎて聞き取れない!!
習った単語と違う!!
という壁にぶつかりました。
駅前留学のアメリカ人の先生は、
分かり易いようにゆっくりと話してくれていたんですねー。
しかも、日本のテキストで教えてくれていたので単語が・・・
そして、
私にとって最大の難関だったのが食事です。
学校のカフェテリアでの食事は、
今まで口にしたことがないほどの激マズ料理でした。
アメリカでの生活が始まってから食事が摂れず
炭酸飲料でお腹いっぱいにしていました。
でも、空腹には耐えられず1週間後から
カフェテリアで食事をし始めました。
初めは不味くて飲み物で流し込んでいましたが
人間ってすごいですね。
1ヶ月後には美味しいと感じるようになり
お代わりをしていました。
なんとかアメリカでの生活に慣れたころ、
サマースクールが終了。
しかし、参加者が留学生ばかりだったので
結局英語は上達しないまま終了
9月の入学までの3週間は
ホームステイ先で過ごすことになりました。
留学先の学校が私立だったこともあり、
そこそこお金持ちが行く学校だったので、
ホームステイ先もお金持ち。
自宅にはプールがあり
自家用ヘリコプターがあり
用意してくれた部屋は、バスルーム付き。
そして、
あなたは家族同然なんだから自由に使って頂戴
と言われても、人の家の冷蔵庫を勝手に開けて
飲んだり食べたりすることに慣れることはありませんでした。
(いまなら平気なんですけどねー)
とりあえず、
常に辞書を持ち歩きながら
どうにかして会話を聞き取り話す日々。
テレビも会話もすべてが英語オンリーの生活。
その時にホストファミリーに薦められて
耳にピアスを開けました。
衝撃その①
デパートの広場でピアスを開ける。
え?皮膚科じゃないの?
激痛なんですけどっ!!
衝撃その②
行ってきますの挨拶のキスがマウスツーマウス。
しかも父親と高校生の娘。
あり得ない!!
衝撃その③
末の小学生の娘さん(12歳)が
濃い化粧とマニキュアをして学校の部活に行く。
しかも化粧が似合うし、見た目は完全に私より大人。
衝撃その④
栄養は食事ではなくサプリメントで摂取。
日本ではありえないんですけどっ!!
(34年前の話しです)
衝撃その⑤
甘すぎて原色の超不味いケーキ・・・
お菓子すら不味い・・・
ポップコーンぐらいしか美味しくない
衝撃その⑥
ピザが激うま!!
日本のピザと違いすぎる!!
(34年前だからですよー)
日本ではありえない!!
けど、アメリカでは日常。
窮屈な日本から離れ、
日々衝撃を受けた16歳の夏でした。
ホームステイを終えた8月下旬。
学校の寮に戻ったとき、
アメリカ人の生徒に話かけられました。
そして、その後に寮の電話に出て
普通に会話をしていると・・・。
電話を掛けてきた先生から
「すごいわ!英語聞き取れてるし話せてるじゃない!!」
と言われて実感。
意識してなかったけど、
さっき生徒から何を言われているか分かって返答してた!!
いまも普通に先生の英語聞き取れて返事してる!!
アメリカに来て、初めての感動と安堵。
若さってすごいですねー!
英語が話せないのにアメリカ留学を決意して、
たった3週間で英語が上達するなんて
今は、無理です 笑。
あの頃のスポンジのような吸収力が欲しい~。
カリスマ風水師黒門先生と出会い風水効果の出せる風水師になるまでの私の人生②
へ、つづく・・・
カリスマ風水師黒門先生と出会い風水効果の出せる風水師になるまでの私の人生①
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