他のZと違うのは見た目が9割だしなという事で、多少は気にはなりつつも、スルーしていたNikon Zfc

そんなシルバーではスルーできていたZfcですが、ブラックとニューエクステリアでかなり惹かれてしまいました。

 

ということで、セミナーでカメラを借りて鶴見緑地公園で実写してきました。

レンズキットを借りたけど、DX 16-50mmは使わず、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8のマイクロレンズ(他社でいうマクロレンズ)ほぼ1本で撮ってました。

 

前日までの雨と寒さが嘘のようにいい天気で暑いくらいでした。

チューリップや桜はまだちょっと早かったですね。

 

折角のマクロレンズなので、出来るだけ寄りで。

寄って陰になるのでLEDライトで照らしながら撮ってます。

 

小さい名前も知らない花だけど、メイン所以外にも沢山の花がありました。

 

黄色と緑、青のコントラストが綺麗な菜の花。

 

ユキヤナギもほぼ満開。

 

ここだけTTArtisanの50mm f/0.95 Cというレンズの開放F0.95で。

逆光でゴーストやフレアがかなり入ってますが、解像感に重点を置いている最近のカメラよりもフィルムライクな緩さが出ていて好きなレンズだったりします。

 

再びMC 50mmに戻して、黄色が鮮やかで可愛らしいミモザの花。

敢えて逆光で飛ばしてしまって淡い部分とボケ、マイクロレンズのピント部分のシャープさを出してみました。

人間が見る時には白い部分を先に注目してしまうから、写真家の人から見ると確実にダメだと言われる写真でしょうけどね。

写真で食べてるわけでもないし、自分が気に入ったように撮って楽しめばいいんですよ(^_^)

 

もっと寄って、毛のもけもけした部分を目立つようにしてみました。

 

で、肝心のZfcがどうだったかというと、当たり前なんでしょうけど、他の機種と比べても操作的な面では全く違和感がないです。

ただ、グリップがないのでちょっと持ちにくいというのと、色々設定できる本体全面のFnボタンが1つなので、マニュアルレンズを使う時にはちょっと不便かなと思いました。

Zの再生ボタンは操作面で言うと左肩の方にあるので、再生を押すときにちょっと手間なんですよね。

なので、本体全面にあって、EVFを覗いたままでも押せるFnボタンに「再生」を割り当てています。

 

他の機種だともう一つFnボタンがあるので、マニュアルレンズやF値の明るいレンズを使う時にピーキングがやりやすいように「拡大200%」を割り当てているんですが、Zfcではこれが1つしかないのでどちらか1つって事になるんです。

 

その部分を除けば、露出補正ダイヤルもEVFを見たままでも操作がしやすかったし写真メインのお散歩カメラにはいいかなと。

 

ただ、EVFを除けばZ30と変わらないので、見た目の為に11万出せるのかというとちょっと躊躇するんですよね。

とはいえ、フルサイズ版が出たとしても、さらに価格が高くなるだけで感想としてはZfcと同じだろうと考えた場合、Zfcでお気に入りの張り革に交換をして楽しむのがいいのかなぁなんて思ったりもするんですけどね。