ローライ35の設定方法として記事を修正します。
●ローライ35の露出計の使い方
ローライ35の露出計を使用する為には電池が必要です。
ただ、この電池(1.35VのMR-9型)は水銀電池の為に入手不可能となっています。
代替電池も出ていますが、電圧が1.5Vだったり、電池消耗が早かったりするので使い勝手が良くありません。
そこで、関東カメラさんのMR-9アダプター(変換型)を使用します。
これにSR43 酸化銀電池をはめ込めば、電圧が1.35Vに変換されます。
ローライ35Sの露出計用電池蓋を外し、イラストの向きに合わせて電池をセットします。
蓋を閉じる時はズレたまま閉めてしまう事が多いので、閉める前に蓋をネジ穴に乗せ、開ける側にくるくる回していると、溝にカチッとはまってくれてズレずに閉める事が出来ます。
少し明るめの所に露出窓を向けて、露出計の針(白いやつ)が動いているのを確認。
次に、露出計の針がオレンジの丸枠に収まるように、絞りとシャッタースピードを変えます。
1/30secでF5.6で露出が合いました。
試しにVC-MeterIIで計ってみてどれくらいの誤差があるのかを確認
こちらも1/30sec、F5.6という事で、ローライ35と同じ。
という事は露出計は狂いも無くバッチリ生きてるという事ですね(^-^)
これで別に露出計を持ち歩かなくても、本体だけでOKなのは有り難いです。
ただ、ローライ35には露出計のOFFなんて機能がなく、電池を入れているだけで計測をしてしまうので、電池を消耗し続ける事になってしまいます。
通常はケースなんかに入れて露出計の窓を遮って露出計が動かないようにするんですが、なかなかケースに入れっぱなしってのもあれなので、露出計カバーを買いました。
露出計の窓の横に貼り付けるだけ。
これで使う時だけカバーを開ければ露出計が動作します。
後はフィルムをセットするだけです。
●フィルムの装填方法
本体の右側にパトローネをセットし、左側のガイドにフィルムの端を差し込みます。
次にフィルムを巻き上げ、フィルム上下の穴とガイドがきちんとあってるかを確認。
問題なければ圧板を戻し、背面カバーを閉じます。
底面のフィルムカウンターが1になるまで、フィルム巻き上げ&シャッターを切る動作を繰り返します。
シャッターを切っちゃったのでカウンターが2になってるのはご愛嬌(^-^;
これで撮影の準備は完了です。
ここからはあれば便利なドレスアップ類です
シャッターボタンも少し押しにくいので、以前X100Fで使っていたレリーズボタンを装着しました。
それと、レンズ部分には30.5mmのフィルターを装着
レンズキャップはフィルターを付けた事により、純正の被せキャップが使えなくなってしまいました。
なので、喜久屋カメラさんで30.5mmのロック式レンズキャップを購入。
あとはフードと本体の片側ロック保持が心配なので、両吊りできる速写ケースを買うかどうかかなぁ
ま、追々考えるとして、とりあえず天気が良くなったら写真を撮りに行きたいと思います(^-^)