ふと思うこと。

２０１６年もいろいろ騒がしい年だったけど。

２０１７年も落ち着かない年ですね。

 

昨年末にいきなり引退した俳優がいて。

彼は、すべてを捨てて海外へ行って引退。

彼が出る予定だったドラマは、何事もないように進んでいる。

もう一つ年末に交通事故を起こして逃げた芸人は、

年末にいろいろ出ていたバラエティーが放送中止になったり

彼の部分がけずられたり。

未成年と交際したことがバレたお笑い芸人は

昨年の大量の女性との交際を含めて謹慎。

これまた、いくつか参加したバラエティーがお蔵入り。

 

本人たちはもちろんきつい思いをしているだろうとは

思う。でも仕事はタレントだけで成り立っているわけではない。

見えないところで、いろんな人が走り回ったり

足場を固めたり、いろんな苦労の上に出来上がっている。

 

だから、死にたいくらいにつらい思いをしてやめたと

された女優さんに関しても、もっと手だてはなかったのかと

思う。

せめて契約の残る５月まで、事務所と宗教団体で

話し合って、病気休養として、騒ぎと極力小さくして

出られない番組、映画は内々に処理をしてから

引退してほしかった。

 

こんな胡散臭い、辞め方をしたら完成した映画をみる

人達の心に影を落とすだろうと思う。

演じた人はもちろん、ロケに協力してくれた一人一人

そしてスタッフ。

誰が悪いといった犯人探しをするよりも先に

頑張った人たちに迷惑が掛からないように対処するのが

大人の対応だと思う。

特に、宗教は人を救うものであって誰かに迷惑を

かけるものであってほしくないと思っているから。

事務所に悪いところがあるのならば、時間をかけて

話し合って、折り合いがつけば彼女は続けられたのかも

しれないのだから。

 

かつて、クローズドノートという映画があった。

沢尻エリカの「別に」騒動でその作品の評価が

まったくされなくなってしまった映画だ。

この映画に好きなキャストが出ていたので映画館で

２度みましたが、良い映画です。

演者の事情で作品が、正当な評価がされないことは

哀しいことです。