保湿ケアが必要な肌って、どんな肌だと思いますか?

肌の水分量を機械で「ピッ!」と測って、数字が「○○」を切っていたら?

街行く人に片っ端から「私って乾燥肌かな?ねぇ触ってみて!」と声を掛けて、

○人中○人以上がYESと答えたら?

私の考えでは、
①肌を触ってみたらしっとりしていなくて
②本人が困っていて
③保湿ケアによって「困りごと」が解消したら
「保湿ケアが必要な肌」だと思うんです。

どこか公的な機関が定めた乾燥肌の定義とかではないですよ。
あくまで私の独断による定義です。

もう少し踏み込んで説明しますね。

まず①の、肌を触ってみたらしっとりしていない。

肌の触り心地って色々ありますよね。
さらさら、すべすべ、つるつる、べたべた、ごわごわ、かさかさ等々。
 

その上、感じ方も個人差があるので、

同じ肌を触っても「しっとりしてる」と感じる人もいれば、

「べたついてる」と感じる人もいたりします。
「さらさらしてる」と感じる人もいれば、「乾燥している」と感じる人もいる。

だから、自分の肌を触ってみて

「しっとりしてる」と確信を持って言い切れる人以外は、

とりあえず②に進んでみましょう。

②の本人が困っていたら、とはどういうことか。
これはもう、めちゃくちゃ広い意味です。

顔や体を動かすときの皮膚のつっぱり感が嫌だったり。
粉になった皮膚が落ちるから濃い色の服を着るのが恥ずかしかったり。
かさついている見た目が嫌だったり。
乾燥による皺が気になったり。

たとえ乾燥の度合いは軽度でも、肌の乾燥のせいで本人が困っていたら、

それは「保湿ケアが必要な肌」であり、

反対に、たとえ肌が砂漠のように乾燥していようが、

本人が困っていなければ、「保湿ケアが不要な肌」だと思うのです。

ちょっと極論かな?

最後に③。
保湿ケアによって困りごとが解消する、とは。

見た目がカサカサしてる。
皮膚がつっぱる。
粉を吹く。
そういう、いかにも保湿でなんとかなりそうな困りごとはもちろんですが、

「乾燥してるかどうかは分からないけど、しっとりはしてない…ような気がする。

かゆみやブツブツで困っていたけど、それって乾燥とは関係なくない?

でも、とりあえず保湿してみたら何故かどっちも治った」

こういう場合も、保湿ケアが必要な肌だと思います。

かゆみやブツブツはいろんな原因で起こるので、

保湿ケアしても治らないものもありますが、

乾燥が原因で起こることもあるので、

その場合は保湿ケアでよくなることもあります。

というか、保湿剤そのものにかぶれているのでなければ、

とりあえず保湿ケアしてみると、肌トラブルの原因が乾燥だけではなくても、

ある程度はよくなることも多いんです。

それぐらい、肌の潤いは、肌を健やかに保つ上で大事なんですね。