職場のいじめが原因で休職をするか辞めるか悩んでいるとセッションにいらした方のお話しです。
辛い出来事の根源をいやす事によってどう変化していくのか、後日談もあります。
クライアントは女性が多くいる職場で
早くから認められ役職について毎日誰よりも必死になって働いていました。人間関係も上手くいっていました。
隣の部署からある女性が異動してきました。
その方は仕事はできるけれど
気に入らない事があると、口をきかなくなったり
仕事を与えない、教えない等で少し問題がある方でした。周りの人を攻撃してやめさせてしまう事が続いていたそうです。
上司には気に入られていたらしく
やりたい放題の女性でした。
初めの頃は普通に過ごしていましたが、
クライアントが盲腸のため半月ほどお休みをして
職場に戻るとやりたい放題の女性が仕切り始めていてクライアントに対しても嫌がらせ、仲間外れの様な事をしてきます。打上やお食事会に1人声がかからない等が三年ほど続き精神的に疲れてきてしまいセッションに来られたのです。
大人の世界でこんな事をしている様ではいじめをなくすなんて無理ですよねとクライアントがいいます。
セッションを進めていくと
すぐにハイヤーセルフ?光が現れました。
なぜこのプロセスがおきたのか、この人に出会ったのかその原因に戻っていくように誘導しイメージの練習をしていた場所。高原の花畑に大きな光が現れて語り始めました。
光は
まだ気づかないのですか?
あなたがやるべき事がある
といいます。
クライアントは
この三年位何度も原因不明の痛みにおそわれたり、家族に不調が出たりしていたのです。
それもすべて、足を止めて自分と向き合う時間をとってほしかったからだと光は言います。
嫌がらせをしてきた女性はあなたが気付くためにあなたが嫌がる事をしただけのただだのコマにすぎない。
クライアントはとても納得をされています。
でも、根を摘み取ってはいない。まだ表層。
もう一度誘導します。
問題の本質を避けている場合
こういった一見綺麗にまとめようとする意識が働く事があるのです。
その場は光の存在と言ったスピリチュアルな世界に触れ気持ちの良い状態になりますが根っこは残っています。同じ事が起きればくすぶります。
やはり
抵抗が始まり
その先が真っ暗でみえません。
諦める事なくすすめると
小学校の教室です。
大好きだった先生が産休にはいり新しい先生があまり好きでは無いと言う場面。
認める、褒めると言うワードがでてきたのです。
小学3年ギリギリ意識の膜ができるかできないか。まだ根っこはある。そのワードを使いもう少し戻ります。
2歳。妹が生まれました。
お兄ちゃんは初孫で親戚総出の歓迎。自分は蚊帳の外。でもお母さんは愛情を持って面倒を見てくれていました。ところが妹が産まれると全てが後回しになり、泣いていても放置されていたのです。泣き疲れて静かに座っていた時親戚のおばさんが、あらお利口さんねと声をかけてくれました。嬉しかったけどさみしかった。お利口さんじゃない。私はここにいる私の存在を認めて。
これが根っこでした。
認めてほしいから。良い子でいる。理不尽な事も我慢する体調を崩していてもまだまだやらなければと頑張ってしまう。
2歳の自分を救い癒し小学生の時の場面にもどると、先生との関係も変わっています。さらに今の職場に戻ると問題の女性は異動になっていました。
クライアントはやはりもうここにいる必要はない辞めようと決意します。
では、少し先の未来をみてみます。
セラピストとしてお仕事をされている未来がありました。
催眠から覚めまとめます。
いらした時クライアントは、職場の女性にたいする不満が止まらず次から次と出てきた話が一つも出てきません。
顔も出てこないと笑っていました。
このクライアントは数年後にまたセッションにいらしてくださってその後を伺いました。ヒーリングの様なお勉強をしお仕事を少しずつ始めているそうです。
あれだけ辛い思いをしたはずなのに全く思い出すことも無いの。本当に起きた出来事なはずなんだけど、職場ごと記憶からなくなっている感じなのと笑って話してくれました。
クライアントは前回のセッションのあと
気付きをくれた出来事、彼女に対して感謝の気持ちが自然と溢れてきたそうです。
彼女がいなければ気付けなかった。心から感謝したそうです。
伝えたの?と聞くと
直接は話してないけど、イメージの中でありがとうと伝えたの。セッション以前は彼女の存在に支配されていたけど、コマとおもったらとたんにシューって小さくなってしまってね。。不思議よねと。話してくれました。
感謝に変化できれば綺麗に終わっていく。お役目が終われば自動で退場していくのでね。