午前中は堺にあるめちゃめちゃ古い神社に来ました。
「方違い神社」と書いてほうちがい神社と読みます。
方位を守る珍しい神社です。
方違いとは…
陰陽道(おんみょうどう)に基づく考え方で、平安時代に最も盛んに行われた風習。
外出の時に、目的地が自分にとって良くない方向に当たる場合、前夜に別の方角に行って泊まり、方角を変えてから出発するなど、直接目的地に行かず屈折して行くことで凶方の作用が出るのを避けることを「方違え」と言います。
この方違神社のある三国ヶ丘は、摂津の国と河内の国と和泉の国の3つの国の境界地点で、摂津の国から見ると南。和泉の国からは北にあります。南であり北でもあるので南北を相殺しています。同じように東西も相殺しているため、当地には方角が無いとされ、旅に出るときや家を移るときにお参りをすれば方違いをするのと同じご利益があるそうです。
もうすぐ2100年を向かえる古い神社なので前から行きたかったのですが、旅行や引っ越しだけでなく、由緒ある神社として朝から参拝する人も多いみたいでした。スサノオも御祭神に入っているので、パワーのある神社です。
方位といえば日本は鬼門があって、(中国は無い)東北は鬼が来る方位で、トイレや浴室や玄関を作ってはいけないと言われていますが
私たちの知っている鬼のコスチュームも方位にちなんでいます。
東北は干支でいうと「丑寅」(うしとら)なので鬼は角があって、虎の柄のパンツを履いているといいます。
それを退治するのは干支でいう申、酉、戌で方位だと南西~西を意味します。
桃太郎が連れていた申、キジ、犬はちょうど鬼の来る方位と逆にある干支です~
昔の物語もそういう由来があるんですね~
因みに今日はよしもと芸人さんがご来店予定です~
包丁マッサージの刀麗華
http://www.toureika.com