組み立て体操のようなスクラム。誰かがボールを持って、走り出す! 

追いかけてくる敵を払いのけて、走り切ってトライ!

 

ラグビーと言えば、これがわたしのイメージでした。イギリス発祥ということもあり、紳士的な、細マッチョな選手のスポーツだと思っていました。

 

ニュージーランドで初めてスポーツニュースを見た時

 

「あれ? NZのラグビーは、日本のと違うのかな?」

 

と思いました。選手が超大柄、ものすごい筋肉質で、試合の雰囲気はプロレスとアメフトを掛け合わせたように荒々しかったからです。

 

尋ねてみると「ラグビーにはいくつか種類があるよ」と説明が返ってきました。

  • 一般的なラグビーは Rugby Union です。各チーム15名で、前後半40分ずつプレーします。
  • Rugby League といって、各チーム13名でプレーするものもあります。ルールが若干、Unionと異なります。

しばらくすると「1995年のワールドカップでは、日本は145-17で惨敗したからね」と耳に入ってきました。

 

え! NZのラグビーと、わたしの知っている日本のラグビーは同じ種類なの?


 

これは、2017年に All Blacks(NZの代表チーム)が南アフリカを57-0で圧勝した時のビデオです。大きくて、速いでしょう!

All Blacks は得点で大差をつけたり、「史上最多」の優勝歴を残したりしています。

 

しかし、こういうこともあるんです。2016年の Rugby Sevensでは、日本が All Blacks Sevens を14-12で破りました!

  • Rugby Sevens とは、各チーム7名で、前後半7分ずつプレーします。Union の小型版です。

 

日本の快挙と思ったものの、日本代表にはフィジーやトンガ出身の選手が3名ほど入っていました。

 

2019年、日本でラグビー・ワールドカップが開催されます。2011年、2015年に続いて3連覇という新記録を、All Blacks は打ち立ててくれるのでしょうか。

 

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