こんなにも人は、麻雀というゲームをピュアに好きになれる。こんなにも麻雀は、人と人をつなぐ素敵なツールになりうる。
――素直にそう信じさせてくれる、これはとても貴重な作品だと思います。
ありがとう大崎さん、萩原さん。

綾辻行人 様


私にとっては他団体の女流プロとして活躍されていた大崎さん。彼女と最初にお会いしたのは、麻雀教室でした。
私が講師を務めることになった入門講座のアシスタントとして彼女が来て、私の後任も任されることになったのでした。これまで麻雀を打つのが好きな女性はたくさん見てきましたが、教えることに興味を持ったプロはほとんどいなかったので感心!これがきっかけで、その後も親しくさせていただいています。
彼女の普及活動は、高年齢層の教室ばかりでなく、若者を対象にした「紅孔雀」あり、あるいは他の世界(演劇など)に進出しながら仲間を増やしたりするなど、積極的に“麻雀人口増加計画”を実践しています。
 
麻雀劇画に取り上げられるにしては珍しいテーマでもあったこの漫画が単行本として世に出れば、さらにこの計画が進むこと間違いなし。私の世代ではかなり頑張ってきたつもりですが、今後はきっと彼女が麻雀人口増加に大きく貢献してくれることでしょう。

井出洋介 様

昨今の厳しい出版事情によって、幾多の良作佳作が日の目を見ないようになってどれくらいであろうか。
唯一無二の麻雀専門誌、近代麻雀においても又然りである。『麻雀人口増加計画☆』は武運つたなく凍結となってしまった。これは作品の瑕疵にあらず、ただただ不運であったのだ。
麻雀を正しく"人とプレーしてこそ楽しい"ゲームととらえたこの作品が載っていた頃の近代麻雀には、役を必殺技まがいの派手なエフェクトで上がるような麻雀漫画の皮をまとった紛い物が跋扈していたのである。
そこでは正当な駆け引き、役作りは否定され、やれイカサマだ轟運だと無理無題な麻雀こそ由とされていたのである!
なんと嘆かわしいことであろうか…。麻雀において役満など花拳繍腿、精密な人と人との駆け引きこそが本当の華なのだ。
牌を通じて人の認識力が拡大する。シバ棒が交錯する。 Insight into the future これこそが麻雀なのだ。
このファンドが成功の暁には現存する原稿が余すところなく書籍化される。まだ見ぬ新章の構想もあると聞く。
馬鹿な漫画家が安易に思いつきそうな「女流プロが宇宙海賊と衛星軌道上で麻雀対決をする」みたいなゴミ同然の内容ではない。本当の闘牌が繰り広げられるのだ。
ここは速やかに投資し、刮目して待とうではないか。それこそが真の『麻雀人口増加計画☆』なのだ。

大和田秀樹 様


麻雀プロにはどんな活動(仕事)があるのか?ほとんどの新人はそういったことはよく知らずに活動を始めます。
新人研修の担当として私が全員に対して願うのは「自分(の性格、生活)にあった活動をみつけてほしい」ということ。
やってみたいものと自分にあったもの、自分の得意なものというのはなかなか合致しなかったりしますし、またいろんなタイミングやめぐりあわせにも左右されたりして、「自分にあった活動」というのは簡単にはみつけにくいものだと思います。
そんな中、今回この作品に登場する4名は「自分にあった活動」を見つけられた女流たちです。教える、広めるという活動にめぐりあい、その中で彼女たちが感じた喜び・驚き・発見・感動がすごくよく伝わる作品です。できるだけ多くの方に読んで頂き、多くの方に共感して頂きたい。
今回ご支援してくださる方々に続いて、新たに今後の彼女たちをご支援してくださる方が増える事を願ってやみません。

二見大輔 様
麻雀人口増加計画を読んでると、はちこ先生の授業を受けてる気になります。そしてちょっと打てる気になっていた僕のような輩の鼻っ柱をやさしく折り曲げてくれます。
牌効率とか、感覚ではわかってるのですがきちんとは理解してないことを可視化してくれて。枕元に置いて読み返すときっと翌日の勝負の厚く大きな後ろ盾と懐刀になってくれるまんがです。そして麻雀の奥深さを知りもう一段階好きになります。
クラウドファンディングとか言ってますが読みたいのは僕なんです!乗ります!

みずしな孝之 様