9/15(月祝)。
AQUA CUP in autumnが開催された。
会場を移し、今回も満員御礼!
39名+ゲストチーム(水城・水瀬)の全10卓で行われた。
今回決勝に残ったのはこの四人。
予選一位通過 ヒロポンさん
予選二位通過 おっさーさん
予選三位通過 橋本さん
予選四位通過 スンヨンさん
今回は全員の差が40ポイント以内だったので、トップをとった人が優勝とういうことになった。
起家から並びはヒロポンさん-スンヨンさん-橋本さん-おっさーさん
東1局。
静かに幕を開けた決勝戦。
淡々と打牌音が響く中、もうその局が終わろうとしている所で、事態は急展開を迎える。
14巡目、おっさーさんが先制リーチ。
その巡目に、親のヒロポンさんが面前小三元テンパイ。中単騎待ち…
これにスンヨンさんが飛び込んでしまう。
ヒロポンさん、大きな12000点のアガリ!
東1局1本場。
橋本さんがリーチをかけるも流局。橋本さんの一人テンパイ。
東2局2本場。ここも手がぶつかる。
先程12000点を打ってしまった親のスンヨンさんがタンヤオ高目三色の強烈なリーチ。
高目でアガれれば、一気に失点を取り戻せる。
それに対して、ヒロポンさんは一つ仕掛けてドラの東バック。
おっさーさんは中トイトイの5200点テンパイ。
三者がせめぎ合う展開の中、自らアガリ牌を引き寄せたのはスンヨンさん。
リーチ・ツモ・タンヤオ・三色で4000は4200オール!
東2局3本場。ヒロポンさんが冴えた仕掛けを見せる。
二二①②②③⑤⑧667東北 ドラ四
4巡目、ここから④をチー。
ドラもない手で危険は承知の上か。
麻雀は、勝つためにリスクを負わなければいけない時がある。
それは、使いどころを間違えれば大怪我を負うこともあり、それが勝敗に直結してしまうことだってある。
特に、打点が伴わない、形が安定していない手というのは、進行が難しい。
それでも
あと一歩、踏み出す勇気。
前に出る姿勢。
そういうものが、決勝という舞台において、勝ち切るためには必要不可欠なんじゃないかと思う。
この仕掛けが、結果大成功!
ドラが中張牌なのもあってか、皆この仕掛けに対応し、ヒロポンさんの一人テンパイ。
牌譜だけ見たらサラッと流してしまいそうな局だが、私はこの局はこの戦いの一つのターニングポイントではないかと思う。
親の連荘と流局が続き、東3局6本場。
おっさーさん、スンヨンさんの仕掛けと、ヒロポンさんの先制リーチに親の橋本さんが追いつく。
一二三四五六七八九③④33 ドラ6
しかしこれは、おっさーさんがヒロポンさんの当たり牌をつかんでしまう。
3900は5200のアガりとなった。
東場を終えて各家の持ち点は
ヒロポンさん42700 スンヨンさん28300 橋本さん23700 おっさーさん5300
南2局。なんとか追撃したいスンヨンさんの親番。
五六七45566③④⑤⑥⑥ ドラ②
しかしこのリーチは不発。
スンヨンさんの一人テンパイ。
スンヨンさんはラス前にも一通のカン5リーチを打つが、それもアガりには結びつかず。かなり厳しい展開が続く。
オーラスは、おっさーさんが粘りを見せるも、ヒロポンさんが自力で優勝をものにした。
五五五六七234567⑤⑥ ドラ6 ロン④
総合優勝、ヒロポンさん!!
「最初アガって、あとはオリてたなぁ」
そう笑いながら振り返ったヒロポンさん。
きっちりオリるべき所はオリ、かわしに行くところは行く、という押し引きのバランスの良さが光り、終始安定してリードを守った。
準優勝、スンヨンさん
力強い手はたくさん入っていた。
しかし、あと一牌に恵まれなかった。
幾度も打ったリーチ、あと一つでもアガれていれば…結果はどうなっていたかわからない。
今回は準優勝という位置に甘んじたが、またこの決勝の舞台に戻ってきてくれるだろう。
第三位、橋本さん
なかなか手が入らず、厳しい戦いを強いられた橋本さん。
少ないチャンスの中で手役を狙い、捌く場面はしっかり捌いていた。
決勝の舞台が初めてだと言うが、とてもそんな風には思えないくらい、堂々とした打ち筋だった。
第四位、おっさーさん
今回は、相手の当たり牌ばかりつかんでしまう、かなりキツイ展開だった。
それでも、最後の最後まで諦めず、攻め切った姿勢は、見ていて感銘を受ける人も多かっただろう。
勝負事なので、勝つ人がいれば負ける人もいる。
しかしおっさーさんは、気持ちの面では他の誰にも負けていなかっただろう。
今回も皆様に素晴らしい闘牌を見せてもらいました!
次回AQUA CUPは12/28(日)九段下エスプリです(*^_^*)
申し込みも開始していますので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みください☆