- バベル-オリジナル・サウンドトラック/サントラ
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菊池凛子のアカデミー賞ノミネートで話題が先行した感じのある作品。
見終わった後の感想はすぐにクラッシュという先年アカデミー賞に輝いた
作品風かなということ。
ただ決定的な違いはわかりづらさ。
今日もバベルを見終わった人たちを観察していたんだけど、
「よくわかんない」と言いながら出てきた人が数人。
時間軸がモロッコ→日本→アメリカ→メキシコとずれている点かな。
まあ、モロッコと日本についてはそれほど関係が無いかな程度なんだけど
ラストで主人公の男がアメリカにいるメイドに電話するシーンは
アメリカの話の最初につながっている。
だから、メキシコからアメリカの国境越えの話が唐突で、これは何???
と映画館を出て友人と話して確認したくらい私にはわかりづらかった。
ただ、誤って撃たれた銃弾から話ははじまるって予告にあるんだけど・・・。
あれは・・・走ってるバスを狙って撃ったんだから犯罪でしょう。
言葉が通じない以前の問題だとおもうんですが・・・。
銃を子供に渡す親が人様を狙ってはいけないと教えないと。
クラッシュと似てるなと思ったのはやっぱり言葉の問題よりもあらゆる
差別。
メキシコ人であること・・・聾唖者であるということ。
モロッコと言う土地で起きたからテロかもしれないと言う誤解。
その差別意識にメキシコ人メイドと聾唖者の少女は苦しみ、アメリカ人の
男はテロと思われて妻の救助がなかなかされない苛立ち、あせり、不安を
もってしまう。
聾唖の少女が自分の心情を刑事に神に書いて渡すがその内容は、
私たち観客には伝えられない。
監督から感じ取れと預けられちゃった感じかな。
この映画は問題集の問題を提示されて回答を自分で探し出す映画だと
おもう・・・。
だから、人によっては難解であるだろうし、人によっては共感できると
大きくうなづくのだと思う。
私はといえば、いろんな答が頭をぐるぐるして結局まだ答が出ないというのが
感想です。