浅田次郎原作の小説の映画化。
父を憎んで父の籍から抜けた男が、タイムスリップにより
父の生き様を知り、父を愛せるようになる。
うーーん。こう書くと陳腐な感じなんだけど。
良かったです。
堤真一さんの筋が通っているようでどこかすっとぼけた感じの男。
父役の大沢たかおさんは、出征するとき、戦争中、戦後の混乱期
景気が上向いてきた昭和39年の一人の男をうまく年を重ねて演じ
分けてました。
大沢たかおさんっていい役者さんだなって改めて思いました。
父の愛の形・・・母の愛の形。
そこには、おもいもよらない事実があるのだけれど、主人公が
それを理解できるまでに成長した大人だからわかるそんな気がしました。
ただ・・・主人公の恋人が取った選択は、あまりにも哀しすぎて。
私は彼女にも事実を踏まえて生き抜いて欲しかったと。それだけが
残念でした。
でも、主人公もその恋人も生まれてきたことを慈しむことができる。
そんな想いにさせてくれたタイムスリップと言う体験。
そこは感動しました。
これは・・・見る年代によっては評価が分かれるかもしれません。
でも、私は好きな映画でした。
この映画を見終わったとき・・・オムライスが無性に食べたくなりました。
