コロナの緊急事態宣言が全国で解除された。
コロナ後の日常をどのようにするかが、今後の課題になる。
色々な業種で、公衆衛生に気をつけた対策が取られているが、今ほど気にしたことは無かったであろう。
もう、20年以上も昔になるが、O-157が流行った時がある。
当時、学校給食で栄養士をやっていた知人が、その前と後では、チェック項目が200倍くらい増えた、と、話していた。
小学校の学校給食と言うと思い出すのだが、田舎の小学校での事だ。
今では、冷凍食品が一般的に使われるが、50年も昔はなかった。
コロッケは、給食のおばさんが手作りしていたらしい。
コロッケというと、必ずというほどあったのが「ハエ入りコロッケ」。
今だと信じられない話だが、実際にあった。
良く引き合いに出されるスペイン風邪だが、当時の公衆衛生は今ほど良くなかったと思われる。
だが、一方では、今ほど密集はしていなかったかもしれない。
昨今、京都などの観光地で、外国人が多くて、閉口していた。
京都の三年坂など、日本人を見ない。
京都の市バスは、外国人観光客の大きな荷物で、乗るのが嫌な位だった。
京都から奈良までの電車は、南米系かと思われるスペイン語が罵声のように飛び交っていた。
安くて、質が悪くても、本当の日本を知らない外国人は飛びついて買って行った。
コロナで、日本に住む外国人以外は、見なくなった。
安かろう、悪かろうでは、もうダメだ。
日本の文化は、それだけで価値があるものだと、コロナのおかげで気付くことができた。
日本品質。
そこに、本当の価値がある。
安い中国には無い良さだ。
これからは、コロナ対策でも、決して気を緩めてはいけない。
そのために、少しくらい高くなってしまっても、仕方がない。
安さは、危険をはらんでいる。
安心、安全な、日本品質。
日本が再生するためには、このピンチを上手くチャンスに変える必要がある。
コロナ対策で、上手く対応出来たら、そのやり方を売っていけば良い。
コロナ後、みんな頑張ろう!