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先輩からの心に刺さる一言…
宝塚1年目…
いわゆる研一の時に先輩から言って言って頂いた一言…
劇団生になる前に宝塚音楽学校でレッスンを重ねる訳ですが、
宝塚音楽学校は2年制なので、2年目の本科生が直属の上級生となる。。。
この音楽学校での生活で、上下関係のノウハウを叩き込まれる。
先輩に伝えたい事があった時は、
話しかけて良い僅かなゾーンがあり、そこで「失礼します」から始まり、「ハイっ!」と仰って頂けたら、「ご報告を述べさせていただいて宜しいでしょうか?」等、何を話したいかを述べ、本題に入る。。。
そんな生活だったので、
劇団生になって、一期上どころか、なん学年も上の、上級生の方とお芝居やダンスで組ませて頂いたり、恋人役等をさせて頂くに辺り、どうしても遠慮が生じてしまう。。。
腕を組んだり、寄り添ったり、ハグしたり…という動きもぎこちなくなってしまっう事もしばしば…
そんな中、先輩から頂いた一言…
「板(舞台)の上に立ったら、お客様は、1年目も10年目も、同じ出演者として見るから、新人とか関係ない…」と。。。
その言葉でハッとしました。
確かに、自分も舞台を見るときに、新人、ベテランと区別して舞台を見ていなかったな…と。
自分は、1年目ということを言い訳にしていなかったかな?と…
組ませて頂いた相手役のファンの方は、私がぎこちないが為に、相手役の方が素敵に見えなかったら申し訳ないな…と。
その一言で、舞台人として、どうあるべきか自覚を持った事、今でも鮮明に覚えています。
宝塚の舞台を楽しみにご観劇頂く皆様は、
新人を温かい目で見て見守って下さる方が多いので、甘えてしまいそうになりますが
この言葉は、その後の人生…
司会もそうですが。。。
アドレナリンが助けてくれている所もありますが
今でも活かされる言葉となっていったのでした。。。
皆さんは、心に残る一言ってありますか???
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