抜歯が無事済み、ついでに見つかった

もうひと一つの虫歯を抜歯の翌週

治療しに再び歯医者へ。

 

それにしても、前にも言いましたけど

表面しか見ない定期検診って

意味あるんですかね?

特に年季の入った詰め物だらけの

人の場合絶望

 

少しでも軽い状態で虫歯を

見つけたいと思っているのに

結局痛くなってから歯医者に

駆け込むことになるんだったら…

 

なんでしつこくこの話をするかというと

 

今回も詰め物の下にできていた

虫歯だったからですよ。

今かかっているデビ―先生が、

最初の抜歯の歯を診てくれた時に

念のため、と言って反対側の歯の

レントゲンも撮ってくれて

見つけてくれたんですよ。

 

今度から日本で検診する時は

レントゲン写真も撮って下さい!

とお願いしよう…。

そうしよう…宇宙人くん

 

話を虫歯治療に戻しまして。

治療は詰め物の下だから、

万全を期して

麻酔をばっちりしますよ!

ということで

また今回も注射しましたが

安定のほぼ無痛麻酔注射グッ

さすがです、先生。

 

そして再び繰り広げられた

先生と助手さんの

おしゃべり。

この日の話題は助手さんが

飼っているニワトリについて鳥

 

こちらでは皆さん結構お庭も広いし

犬や猫だけでなくニワトリや

豚、馬、などいろいろ

飼っている人も多いみたいで。

 

「ニワトリはいいのよね~卵産むし!

でも今は放し飼いにしたらいけないのよ。」

 

「今、鳥インフルエンザ流行ってるわよね」

 

「そうそう、それでうちのニワトリも…」

 

なんてスコットランドらしいおしゃべり

に聞き入っているうちに治療は終了。

 

デビ―先生ったら、仕上げの

レジンの詰め物の高さ調整も上手で

いい歯医者さんに当たって

本当にラッキースター

抜歯にはなってしまったけど、

アバディーンで上手な先生を

見つけられたのは不幸中の幸いキラキラ

 

なにしろ

ネットで下調べしていた時は

イギリスの歯医者はおおざっぱだとか、

技術的にイマイチだ、みたいな

話ばかりを目にしていたので…。

期待値が低かった分、余計に

満足度が上がったのかもしれないけど、

いや、でもやっぱり上手かったな。

うん。

 

さて、一連の治療も終わり、

結局いくらかかったでしょう!!

 

正解は~

初診料 45ポンド

レントゲン 36ポンド

抜歯 90ポンド

虫歯治療 120ポンド

クリーニング 50ポンド

 

合計 341ポンドハッ

 

あ、ちなみにこれからの入れ歯や

ブリッジなどは最低でも

1000ポンドはするようです。

オソロシイ…ガーン

 

今回は全部で4回通ったので、

毎回平均80ポンド以上の

お支払いをしたわけで

日本の歯医者でのお会計を

考えるとやっぱりいい値段…絶望

円換算するとイギリスでは

怖くて何もできなくなってしまうので

勝手に1ポンド100円(本当は160円位)

の感覚で生きているのですが、

それにしてもねえ。

 

しかし日本では3割負担だから、

日本で満額払うとすると同じくらい

なんでしょうね。

アメリカとかに比べたら

全然良心的な気がしてきた。

というかもはや感覚が麻痺してきた…

 

幸い支払いは会社に申請すれば

日本の健康保険でカバーされる分を

バックしてくれることがわかり

安心しました。

 

しかし、留学生の方や

会社の駐在ではない日本の方は

ちゃんと歯科までカバーしてくれる

海外保険に入ってくださいね。

これ、自腹となればこの金額は

やっぱり大変です無気力

 

それにしても…

日本の皆さんはなんだかんだ

文句言いますけどね?

いつでも、どこでも、好きな病院に

予約なしですぐに診てもらえて

高額支払いの恐怖もない

日本の医療制度って、奇跡ですよ?

それだけで、日本で生活する価値、

ありますよ。

 

親ガチャにはずれた…

とかボヤいていてるそこのキミ!

日本に生まれただけで大当たり

だってことに気づいて~!