この日の宿はネス湖近くの

インヴァネスにあるB&B。

ほんとに住宅街の中の普通の家で

看板もなし。

貰った住所だけが頼りです。

 

 

内装がとても素敵でした。

 

ここのオーナーさん、

イタリアのミシュランの星付き

レストランで働いていたという方。

 

オプションでオーナーさんの

作るディナーも付けられる

ということで、お願いしたら

それはもう…イギリス来てから

一番美味しい外食だったかも。

 

アスパラとグリンピースのリゾット

 

レアに仕上げた牛肉のステーキ

 

イチゴのティラミス

 

ボリューム満点なランチが尾を引き、

万全の空腹状態で挑めなかったのが

心残り…

今度はお腹を空かせて

また行きたいよだれ

 

苦しいくらい満腹になってしまい、

気休めとわかっていながら

血糖値下げるぞ!と

ネス湖から流れるネス川沿いを

しばらく散策してこの日を終わりました。

 

 

こちらでは川の氾濫がないのか、

日本とは違って(大概護岸があるイメージ)

歩道から水面が近くて

すぐそばに水が悠々と流れているのが

私は何とも好きです。

 

 
 
ところで前回スコットランドでは
湖をlakeではなくlochと呼ぶ、
という話をしましたが。
 
スコットランド英語ってそもそも訛が
強く、10年アメリカで生活していた私も
全く聞き取れないことがしょっちゅう。
どこの国の言葉??っていうレベルで驚き
 
そのうえ、英語にはない単語
(さっきのlochみたいなやつ)が
 
え?英語でしょ?
 
みたいな感じで、素知らぬふりして
紛れこんでいるという…絶望
 
一体ここの英語はどーなってるんだ、
と改めて調べてみたら、
なぞが解けたような、
余計深まったような凝視
 
まず、スコットランドは英語の他に
公用語がもう一つあります。
それがスコットランド・ゲール語
(Scottish Gaelic)であり、
ケルト系の言語で英語とはまったく別もの。
 
で、その他に
スコットランド語(Scots)
 
そして日常的によく聞く
スコットランド訛の強い英語、
スコットランド英語(Scottish English)。
 
いろいろ調べて、
分からないなりに推察したのは、
どうやらゲール語の単語が
ただでさえ聞き取れない
スコットランド英語の中に
紛れて使われている、ってこと?
(事情通の方、もし違っていたら
ご指摘下さい!)
 
スコットランドに語学留学は
残念ですがおススメしません…
難易度高すぎ。
 
で、なんで急にこんな話になったか、
といえば、今回の旅で
いろいろなところでゲール語が
併記されているのを見かけたから。
 
ネス川沿いの標識にも。
 
 

 ハイランド地方ではケルト文化が

より根強く残っているのでしょうか…

 

私達が住んでいるアバディーンでは

ゲール語併記、ほとんど見かけないので、

今回とても印象的でした。