こんにちは。秋田市でフルートを演奏しております、藤原瑞夏です。
先週の金曜日、秋田駅前からほど近い場所に「あきた芸術劇場(愛称 ミルハス)」がグランドオープンしました。
グランドオープンを記念して、指揮者の井上道義さん、新日本フィルハーモニー交響楽団、ピアニストの小山実稚恵さんによるコンサートが開催されました。
仕事の日だったので、行きたかったけれどチケットは完売したとのことで諦めていたのですが、なんと前日に家族からチケットを入手できたと連絡がきて、仕事も早退させてもらえることになり(本当にありがとうございます…)、聴きに行くことができました!
完売というだけあって会場付近は物凄い人人人‼️
座席指定だったので座れない心配はありませんでしたが、入場待ちの列の最後尾に行くまで結構歩きました🤣笑
その後、なんとか開演時間前に座席に着くことができました。
プログラムは出演者が選んだという2曲。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、
リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」
神プログラムすぎる(((o(*゚▽゚*)o)))
演奏はどちらの曲も大熱演でした!!
ラフマニノフはあまりに凄い演奏だったので言葉にするのが難しいのですが、曲が終わった瞬間に待ちきれないとばかりに弾けた大拍手の嵐が全てを物語っていたように思います。
人生、命を差し出されているような演奏、というのが私の印象でした。
やはり全身全霊で人が目の前で何かをパフォーマンスしているのを見られる、聴けるというのは生ならでは。そこから発されるパワー、受け取れるパワーというのは計り知れないエネルギーになると思いました。
これを浴びたいから、人は会場に足を運んで生で音楽を聴きたいんだ、と思わせられた演奏でした。
シェエラザードも超カッコよかった…ヴァイオリンソロ…シビれました( ´ ▽ ` )
アンコールではなんと秋田県民歌を演奏してくださり、めちゃくちゃ感動して涙が止まらず(´;ω;`)
私は今回B席で2階席のかなり上の方(天井に近いくらい)の席で聴いたのですが、そこでも全ての音のニュアンスを存分に楽しめるホールだなと思いました。視覚的にも私のいた席からはオーケストラ全体を全て見渡せてとても良かったです。
S席だったら更に凄い響きなのかと思うと、今後伺うのが楽しみになりました。
とても幸せな気持ちで帰途に着きまして、「私も、こんな気持ちでお客様に帰っていただけるコンサートがしたい」と強く思いました。




