私の披露宴の時の話。


宴も終わりに近づく。。

両家の親と並んで


ご列席頂いた方に挨拶をした際。。



あのひとは


肩出しウェディングドレスの私の肩を


何度も扇子で叩きやがった。


友人らは、まだまだ私達を撮影してくれていたので


何人かのカメラがその時の決定的瞬間をとらえていたのだ。



それを見て、ガックシ。



それまで、皆の笑い声や

談話の声が響くなか


あの人の叩く音で

一気に静まりかえった。

BGMだけが聞こえる。



その時の自分を思い出せず

映像をみて実感するかんじ。


私のキョトン顔。

あの人の半睨み顔。

母の焦る顔。

義両親の驚く顔。

回りの友達の

「え?なに?」

「あ、、、」

「どうした?」

静かにざわつく声もカメラにおさまっている。


この日は、一番輝くはずが

恥かいたな。。

もう。。