家に父がいる時間は、母にとって地獄だったと思う。

 

ビクつきながら 父の怒りの導線を踏まないように生活していたのは、まあ。私もだけど・・・

 

でもね、

 

そんなとき子供がいるから乗り越えれるって思うけど…

 

そんな生活をしてたから、もう母に余裕は無かった。

 

父親が居ない昼間に 母と二人の時間があると、幼い私はつい嬉しく甘えたくて。。。

 

幼稚園雑誌の付録を作るには、まだ無理で

 

母に

 

「一緒に作って」

 

と、言ったことがあった。

 

「できるところまでやりな」 ちょっと怖く感じたが 頑張ったら一緒に遊べると思って工作の切取りを済ませ、また声をかけた

 

 

でも母の笑顔はなかった

 

「本に作り方かいてあるんでしょ?」

 

「でも、わかんない」

 

 

 

 

 

「作れないなら本何で買ったの!!!!!」

 

 

お母さんも、あの人(父)のような大声で・・・

 

一緒に作って遊べる・・そんな夢も崩れてしまい それから母にあそぼ~って言えなくなってしまった。

 

 

 

母のことも父のことも 【嫌い】のエリアになった

 

教育番組で親子で一緒に。。っていうシーンをみても  うらやましいって思わなくなった。本当は。。本当は一緒に遊びたかったんだけどな。。

 

もう一つ

 

母から、教わってないこと

 

それは歯磨き。。

 

歯ブラシに好きなキャラクターがついていたの欲しかったけど、何に使うかわからなかった

 

テレビを見て、仕上げ磨きってのみて 寝る前はこうやるんだって知った

(もっと小さい頃はやってもらってたのか。。。謎)

 

母は もう嫌だったんだろう。 余裕がなかったんだろう

 

歯磨きしていなかった乳歯は、虫歯だらけ。

 

「痛い」といっても  「根治水?ってのを塗っときな」って渡されたり(痛みは速攻ききました)

 

「水でブクブクべーでいいよ」って言われ、言うことを聞いた

 

 

母の膝にゴローンはしたことなかったから...

 

幼稚園で初めて習って驚いた。

 

 

歯磨きをしたとたん私の歯ぐきから出血したのだ。

 

 

先生は驚き、歯の様子を見てまたまた.驚いたんだろう

 

それから、何年、歯医者通いしたかな。。。

小学生になったころには歯医者の治療は慣れっこで。。

 

 

そのころから父が寝た後、母がいる部屋からタバコのにおいがした

 

隙間から見たら、母がタバコをすっていた。

 

手元には缶ビールがあった。

 

今までその姿見たことなかったから  ショックだった

 

小学生の時から  早く家から出たいと思うようになった

 

自立心の芽生えではない。自律かなあ