一日中テレビばっかり見ていると
何回も見かけるCMがある。
アー○引越センターもそのひとつ。
人気俳優さんが出演して
すごく気をつかって仕事してますよ~という感じを出している。
しかし
私はこのCMを見るたびに思い出す
腹立たしい記憶がある。
もう20年近く前になるのだが
当時住んでいた社宅から今の家に引っ越すとき
その頃もテレビでバンバンCM流していたアー○引越センターに依頼した。
見積もりに来たのはスーツに身を包んだ紳士だった。
家財道具を一通り見て彼が言ったのは
「4トンでは少し足りないですね。
かといってそれ以上大きなトラックだと
ここの道に入りきれない可能性があるので
4トンと2トンの2台にしたいと思います」
とのことで見積もりを出された。
そのままアー○に依頼して引越当日を迎えたのだが
なんと
現れたのは
デコトラ(トラックに絵や電飾がついてる、昔流行ったトラック野郎みたいなの)
下請けなんだろうけど
アー○の文字なんてどこにもないし
社宅の人たちには
『だれに引っ越し頼んだのかしら?』的な白い目で見られ
恥ずかしいことこの上ない。
しかも2台のはずがそのデコトラ1台のみ。
家財道具を運び出し、トラックに載せると
案の定、もうちょっとのところで載りきらない。
ここでトラックの運転手さんが
「もう一度積みなおしますから全部荷物出して」
ってことで
社宅の駐車場にうちの家財道具は全部さらされたのだった。
それだけならいいのだが
やっぱり荷物は全部入りきらなくて
「仕方がない。2回に分けます」
ということになった。
そうなると
社宅の後始末をする人と
新居で荷物を運び入れる人とに
別れなければならず
ここでも問題発生。
結局
大した距離でもないので午前中で終わるかと思われた引越は
夕方までかかったのだった。
料金はもちろん最初の見積もり通り支払った。
文句も言えなかった。
なんか怖くて・・・
だって
トラック野郎だよ・・・